生き生きとした演奏になるわけは?

この日、新しいポジションに入る予定の年長さん。どうしたら5つのおんぷをできるだけレッスン中に覚えてもらえる?なんて思いを巡らせながら着々と準備しました。

演奏曲

ピアノアドベンチャー テクニック&パフォーマンス『楽しいマーチ」

 

 

新しい音域の音符読みトレーニングを前半じっくり。飽きずに取り組めるようにテンポよく。

 

楽しそうに取り組んだ後は…

 

さて

2拍子=マーチ(行進曲)をどう感じてもらおう♪

ということで、ここでリトミックレッスンを入れました✨

 

マーチって?

マーチのリズムのかけ声は?

 

『1・2・1・2』

行進してみようか🎵

 

たたく楽器、ふる楽器も一緒に鳴らしてみよう♪

 

 

 

この日は先生がピアノ、Oちゃんは打楽器を担当しました。

 

体を使ったリズムレッスンでは、「ガハハ〜」「ププ!」「ニンマリ」とその表情はそれぞれですが、シンプルだけれど、大切なプロセスだなって感じます。適切なタイミングで、演奏課題と関連づけてリトミックを効果的に取り入れるようにしています

 

次回はOちゃんがピアノで先生が打楽器の予定。はりきって練習できることを祈って。

 

 

こうしたレッスンを入れてから演奏に入ると、シンプルに鍵盤レッスンで進める時と何が変わるのでしょうか?

 

⭐︎演奏すると自然な拍子感が出る

⭐︎弾くにあたり曲への親近感が湧きやる気が出る

⭐︎たたく、ふるの楽器は、5指を使う連弾と比べててハードルが低いため、より楽しく取り組める。(序盤のアンサンブルに向いていて子どもたちは大好きです。)

 

など楽しさの中にも受けとりがたくさん出てきます。

 

小学生低学年くらいになると、レッスンでの経験の積み重ねから、必ずしも毎回入れなくても良いですが、まだ経験の少ない園児さんはリトミックを少し挟むだけで表現が変わります。

 

 

奏中、おんぷを辿ることだけに夢中になってしまっても

「ほら、マーチ✨あったね🎵1・2だったね!」と一言サポートを入れると、拍を感じるレッスンが済んでいるのもあり、すぐに脳と身体が反応できるのです。

 

それゆえ、自ずと「音」も生きてくるんですよね^^

 

 

三拍子=ワルツやメヌエット なども元来日本人にはとらえづらいリズム。

 

フラメンコのリズムなんかもそう✨

次の日のレッスンでも、音を聴いてもらって雰囲気を掴んでもらったところ、4年生生徒さんの目がキランとなりました^^

 

本来日本人の身体の中に流れていないリズムや拍子感は演奏している時、大人であっても感じて弾くのを忘れてしまいがちです。

 

今は、一冊の教本の中に様々な時代の曲や民族舞曲が登場してくれるのも嬉しいですね。

 

秋に予定している1day幼児教室クラス(仮名)は、ピアノコースのお部屋から少しゆとりのあるとなりに移動して開催予定です。一人ひとりの新しい扉が開き、自信とチカラになる時間になるようなメニューでお待ちしております。

どうぞ「楽しい」「嬉しい」「できる!」を持ち帰ってください🎵こちら1dayの方は6歳さんまでご参加可能です^^

 

準備中につきダンボール😂すみません

 

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「先生はここが難しいと思うよ。K君は頑張ってできたのか〜」って〰️線をつけました。そうしたら、K君は、「ぼくは(難しかったところは)ここだよ」ってしるしをつけてくれました🎵今日はしるしをつけたところがスラスラ弾けていたね。しるしは頑張りの証にもなりました⭐︎

 

 

2025年8月26日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室