現在教室では放課後から6時台までは園児さん・小学生のレッスン、そして夜は中学生、高校生のレッスンを行っています。
夜はレッスン終わりが21時半をまわる時もあるため、幾分レッスン枠に余裕を持たせるようにしていますが、今年の春は一日増席してのレッスンスタートとなりました。
今年については高校生はもちろん、受験生さんたちが忙しい中引き続き通ってきてくれているのも大きいです^^
忙しいだけではなく、当然ながらレベルも高度になる中で心の拠り所・楽しいと言えるように成長しました。
実は高校生からはステージ参加は、それぞれの生徒さんたちに任せています。
ステージ経験は小さな頃から積み重ねにより身につけたい力は十分に備わっています。
単純に考えれば、よく弾ける人たちですから教室の小さな生徒さんたちや保護者の皆さまに演奏を聴いていただきたい…という先生目線の気持ちがやっぱりあります笑。
ですがこの頃は特に思うのですが
それぞれの生徒さんが日々心地よく、楽しくピアノを弾けることが大切。
ステージも選んで良いのではないかなと。
結果として自由な選択を重んじているからこそ、逆に気持ちを向けて参加される生徒さんも多い状況です。
昨晩の高校生の男子生徒さんにも、『選べる』ということについて話してみました。
でも、意外にも、ステージは緊張するけれどそんなに構えるものでもないというお返事が✨
長く一緒にレッスンさせていただいていますが話してみることって大事ですね。
演奏会って気持ちが引き締まります。
その適度な緊張感はお子さんたちに多くの力をもたらすものでもありますから、小さなうちはとても良い経験になります。ただ、日々大人になっていきます。その変化を見逃さないで、必要な加減でもって関わっていけたらとも思います。
ですから、コンクール一つを考えた時にも、生徒さんたちの心の成長、その時点での力、アフターフォローなど総合的に考えていきたい場面です。
受験生さんたちも楽しく、真剣に毎週入ってくれていますが、いつでも切り替えがは必要であれば話してもらえるように伝えたところです^^。
レッスン室の風通し
以前から意識してきたことではありますが、近年はさらにソヨソヨと心地よい風が流れています。
〝枠をカチッとしなくても(しない方が)人は必要になったら感じて動く〟
ピアノレッスンは、一対一で長く伴走する形。それを数えてきれないくらい続けてきました。その中でわたしが生徒のみなさんに教えていただいた貴重な気づきの一つ。
迷ったら、「そういうのが普通」は横に置いて。
生徒さんの目先ではなく未来にプラスになることはどっちだろう?と考えてみる。
近ごろの基準です。
未来にプラスになるという視点で考えてみるとかなり先をみる感覚にもなりますが、面白いことに、都度変化する生徒さん方の心の機微に寄り添うというシンプルことに辿りつく。
高校生からよく耳にする言葉
「今はテクニックの向上より、楽しく弾きたい」
これは成長した多くのピアノ弾きさんの願いでもあります。
わたしもそうです。
生徒さんたちから言語化された気持ちを受けとることで、この教室の在り方も日々変化しているように思います。
月、火は小さな生徒さんが多い週。今日のレッスンも楽しみにお待ちしています。
よろしくお願いします🎶
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AIMEI先生の「おとあそび」より
脱力を勉強中。
手首や腕の脱力をチョウの羽のフワ・ヒラッに乗せて子どもたちが簡単にイメージできる。
とても助けられている教材です。
園児さんOくん。音が増えてきました。
この時期は忘れやすうので定期的に指番号も確認して。
テキストの指運に反応しやすくしていきます。