モンテッソーリメソッド はさみのお仕事に思うこと

幼児さんレッスンに取り入れているモンテッソーリ教育メソッド👧👦

 

レッスン内容に絡めたり、発展さすさせたり。あるいは指先、集中力、好奇心を育むためにおうち課題として単独で提案する場合もあります。

 

例えばはさみのお仕事。

 

みんなやる気マンマンです✨

 

ですが当然苦手意識を持つケースだってあります。

 

日々モンテッソーリの製作課題(モンテッソーリでは「お仕事」と呼んでいます)やテーブルリトミックを通して側で眺めていると、苦手意識が強く出てしまう時にはその裏に「ちゃんとやりたい」「きちんとできるようでありたい」という気持ちが隠れているもの💞

 

先日もYちゃんがある課題を目の前に興味深々、目がキラキラしているにも関わらず「できなーい💦」

 

 

うんうん、わかる😌

 

ちゃんと出来なかったらって不安なんだよね。

 

はみ出してもいいの、間違えてもいいの 思うように自由に… そんな言葉や受け入れ態勢がみんなに伝わると、まああれよあれよと言う間に背中に羽根が生えます💞

 

そういうことなら、やってみる♪となります😊

 

Yちゃん、以前園でまるの形を切った時うまくいかなかったと気にしていました。「うまくいくように」というよりは「うまくいかないのを何回もくり返しても大丈夫なんだな」って思えたらきっとYちゃんにはさらなる勇気が湧く気がしています😊

 

 

 

 

本のタイトルにもありますが、モンテッソーリでは

「お母さん手伝ってー」ではなく

「お母さんひとりでできるように手伝って✨」

がベースになっていて、お仕事には良し悪しをつけることなく大人の私たちは側で見守っていきます。

 

 

年長さんくらいになると、仕事の段取りや効率を考えたり、万が一間違えても「あっ、こうしてみようかな?いや、こっちの方法でカバーしよう」とかあれやこれやとにかく考えだします😊見ていて本当に面白い❣️

 

 

ただただ手伝うよりも、ひとりでできるように手伝うって実は時間がかかったりします。

 

 

だけど、この考える、編み出す力✨✨

 

みんながピアノの練習はもちろん大きくなるほどあらゆる場面で生かされていくのだとしたら、是非育てていきたい力ですね🍀

 

 

 

 

2020年11月27日 | カテゴリー : リトミック | 投稿者 : 織田ピアノ教室

チャレンジシール「いつになったら貯まるのかって思ってました」

『チャレンジ100シールって最初「貯まるのいつだよー」って思ってました。なんかはてしないなって』教室のB君、そう言いながらめでたく100ポイント貯まり、プレゼントをゲット✨✨。いいお顔💚

 

 

はてしない→こんなのいつ貯まるのかと考える→ひとまず毎週淡々と練習→あれ?60ポイント貯まった、なんか達成までそう遠くないかも⁉️→叶った

 

この流れを知った彼は文房具のプレゼントなんかよりずっと素晴らしいものを得ていますよね。

 

 

毎週の楽曲も、成長すればするほど「え!?これ弾けるかな?」って感じちゃうことが増えます。

 

だけど、彼(彼女)らは知っています。

 

小さな頃から『少しずつ、繰り返し取り組むと最後はいつも出来た』ことを。

 

これって実は本当にすごいことなんだって最近改めて感じます♪園児さんたちは自宅練習した日もポイントになります(まずは達成感を感じたり、練習の習慣がつくように♪)。6年生からは独り立ちの時🎶(ご入会4年未満の場合は希望があれは使用します)。成長に合わせて使い方を変えています。目的は生徒のみんなのモチベーションUP、頑張りが形に見えるように、です✨✨

 

シートの色でポイントゲットの難度がわかるようにするのも良いかもしれない(今気がついた💡)…ってグルグルと考え出すといつもあっというまに夜が深けます💦

 

明日のピアノレッスンに追加のテーブルリトミックは「北風✨✨」

夜レッスン後、ちょこっと準備して今完了です✊

 

 

 

 

2020年11月19日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室

レッスンを1人で受けてみた年中さん👧

先週突然お母様が「お友達の〇〇ちゃんと話したみたいで😊今日からひとりでレッスン受けたいみたいです」とのこと。

まだまだあどけない、可愛らしい姿にとっても意外、でもとっても嬉しいご提案でした。

 

今週金曜はお一人様レッスン2回目笑🎶

 

「何色が一番好きなの?」と質問したらピンクと青!と製作の手を動かしながら教えてくれたMちゃん。

「先生はね〜、白と緑が好きですね」と伝えたらここで…。

 

「それはどうして?」

 

と4歳の女の子の口から飛び出しました。

 

「ふーん💕」と可愛らしく返ってくるとばかり思いこんでいたんです、私💦

 

そこで「白はお空の雲の色。緑は森の色だ」と答えたら深く頷き考えこんでいたMちゃん❤️

 

何を思っていたんでしょう☺️

 

 

音楽って、表現です。

技術だけ学んでも広がりがなかなか見えてきません。

コミュニケーションを通じて感じる、考えることで総合的に可能性が広がると感じています。(リトミック卒業生さんたちはこの辺りがとてもお得意ですね♪)

 

 

また小さくても、レッスン中のお話や作業は全て自分に向けられていることを子どもたちはしっかり感じとっていきます。

 

自立への第一歩みですね。

 

自分の足で歩き出そうとしている時、あるいはタイミングとして準備が出来ているような時、ポン♪と背中を押してあげられるようでいたいものです。

また1週間が始まります。来週もどうぞよろしくお願い致します❣️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年11月15日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室

ノート楽譜

導入期の一場面です。

 

ある生徒さんの自宅練習で、教材を一旦離れ、一段のノートを使い楽譜を書いてみたら取りかかり易くなった様子。

 

ですので最近は他の子たちにも教材に追加したり、単独でノート楽譜の課題を出したりしています。

見易いということは音符がどこに収まっているのか、その認識度が格段にUPするということ。

 

特にまだ4歳ですと、視力は安定しないお子さんも多いと思います。

 

また教材にはないメリットがもう一つ。それは、それぞれの苦手な音符にフォーカスして課題を出せること。

 

例えばまだ少し長いだけで弾くのをためらいがちなら短く。一音飛躍するだけでわからなくなるなら、無理なく自然に覚えてられるように。次の音を弾く時にポジションを大きく動かしてしまうお子さんなら音符の配列を工夫した課題に…などなどたったの二小節だけでも痒いところに手が届くような練習曲にすることができます。

 

先日もあるお母様から帰り際「先生のプリントになったら何回も弾いていて🎶」と教えてくだいました。何回も弾いてくれる…私たちにとって一番嬉しい言葉です😊

 

 

さて、もうひと方、年長さんKちゃん。

 

入り口でママとお別れして、ひとり元気にレッスン室に入ってくるやいなや、「せんせい、ドリルかいてくるのわすれてしまいました」とのこと。

 

うーん、宿題忘れてたのは残念

 

でもね、そこまでお母さんと一緒だったのに自分で私に教えてくれたKちゃん、とても立派ですね❣️だから先生もKちゃんに、そのまんまの気持ちを伝えました😌

 

次は頑張ってきます!とのこと🎶「よし☺️じゃ、頑張ろっ♪」と2人でレッスンスタートです💞

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こちらの教室ブログはいつも教室の保護者様に向けてレッスンでの日常を綴っています。ピアノを教える仕事やピアノを習った経験のある場合には当たり前のようなことでも、一般的には当たり前ではないこともあります。ですから、なるべく通わせていただいている保護者の方々にレッスンでの雰囲気や課題の意図が分かり易いものであるように載せていけたらと思っています。お便り致しました様に教室のイベントは少しの間見送る方向ですが、ていねいに淡々と✨✨みんなで「時」を大事にして過ごしていきたいです。

 

 

 

2020年11月11日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室

練習しようと思う時の子どもたちの気持ちって(ᵔᴥᵔ)

ピアノというお稽古事。

他の習い事と違う点があるとしたらそれはレッスンを受けてプラスαさらにレッスン日以外の日も練習をするという部分です

 

だからこそ、メンタルもスクスク育つわけです💕

 

観察していくと練習する子としない子の違いにある思いが関与していることに気がつきます。

 

それは…。

 

 

「出来る気がする」という気持ち。

 

 

曲を前にして少しでも出来そうだと思えると俄然頑張り出せます。

 

逆に「今回の山はなかなかだぞ」と怯む気持ちが大きいとなかなかその一歩が踏み出せないかも。

 

実はこのことを強く感じるきっかけになった出来事がオンラインレッスンでした。

 

オンラインレッスンは月単位でしたからひとまずの対応は難しい…。

 

会えてないからこそ、画面を通してしか会話ができないからこそ、課題の出し方や説明がよりわかり易くなくてはなりません。

 

会えている時のちょっとした心地良い関わりや声がけなどのマジックは通用しないわけです。

 

ですからその時は一人でも挑戦出来そうな気持ちになるためのレッスンを心がけました。

 

そして実際にオンラインレッスンではいつも以上の練習量を維持できた生徒さんが大変多かった!

 

「出来そうな気がする✨✨」

 

つぶやくだけでワクワクしませんか?

 

今日もそんな気持ちで帰ってもらえるよう頑張ろ!♪♪♪

 

 

 

2020年11月6日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室