導入期の一場面です。
ある生徒さんの自宅練習で、教材を一旦離れ、一段のノートを使い楽譜を書いてみたら取りかかり易くなった様子。
ですので最近は他の子たちにも教材に追加したり、単独でノート楽譜の課題を出したりしています。
見易いということは音符がどこに収まっているのか、その認識度が格段にUPするということ。
特にまだ4歳ですと、視力は安定しないお子さんも多いと思います。
また教材にはないメリットがもう一つ。それは、それぞれの苦手な音符にフォーカスして課題を出せること。
例えばまだ少し長いだけで弾くのをためらいがちなら短く。一音飛躍するだけでわからなくなるなら、無理なく自然に覚えてられるように。次の音を弾く時にポジションを大きく動かしてしまうお子さんなら音符の配列を工夫した課題に…などなどたったの二小節だけでも痒いところに手が届くような練習曲にすることができます。
先日もあるお母様から帰り際「先生のプリントになったら何回も弾いていて🎶」と教えてくだいました。何回も弾いてくれる…私たちにとって一番嬉しい言葉です😊
さて、もうひと方、年長さんKちゃん。
入り口でママとお別れして、ひとり元気にレッスン室に入ってくるやいなや、「せんせい、ドリルかいてくるのわすれてしまいました」とのこと。
うーん、宿題忘れてたのは残念。
でもね、そこまでお母さんと一緒だったのに自分で私に教えてくれたKちゃん、とても立派ですね❣️だから先生もKちゃんに、そのまんまの気持ちを伝えました😌
次は頑張ってきます!とのこと🎶「よし☺️じゃ、頑張ろっ♪」と2人でレッスンスタートです💞
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こちらの教室ブログはいつも教室の保護者様に向けてレッスンでの日常を綴っています。ピアノを教える仕事やピアノを習った経験のある場合には当たり前のようなことでも、一般的には当たり前ではないこともあります。ですから、なるべく通わせていただいている保護者の方々にレッスンでの雰囲気や課題の意図が分かり易いものであるように載せていけたらと思っています。お便り致しました様に教室のイベントは少しの間見送る方向ですが、ていねいに淡々と✨✨みんなで「時」を大事にして過ごしていきたいです。