「先生🎵早く受験おわってピアノ弾きたいんですよ💦」
教室の中3Nちゃんがレッスン帰りに呟いて帰りました
本当にピアノ弾くの好きなんだな、Nちゃんは。
他の楽器も上手なんだけど、いつもピアノが一番好きだと言ってくれます。
年中さんの時から色々な時期を乗り越えて今そう話すNちゃんだけに、なんだかとてもじんわりしてしまうよ。
今弾いているシューマンの曲、もう一回次回聴いてもらえますか?と話すNちゃんは、本当に彼女らしい🌈
今度会った時は、受験が終わったあとのNちゃんはどんな風に楽しんでいるのか尋ねてみたい🎵
子どもたちは頭の中でたくさんのことをそれはそれは目まぐるしい速さであれやこれや考えています。それは言葉にするよりもかなりのスピード。ですから頭の中にあるだけだと自分でもそれを把握できないといわれています。
自分の言葉にして、自分の耳できいてようやく「私ってこんな考えだったのか」「こんな目標があったんだ!」と気づける。
コーチングではこの流れを「オートクライン」といいます。
レッスンに来て大好きなピアノをは弾き、合間でポツリポツリと不安や頑張っていることを話してくれる子も少なくありません。
答えはいつも子どもたちが持っています。
私は聴くこと。
対話の中で彼女たちは自ら気づき、それを叶えるために動き始めます。
「あなたならできると思うよ」と信じること。
そして、たとえそれがどんな時(結果)であっても「私の信頼は何も変わらない」とメッセージを心から送り続けること。
私自身
自分の野暮ったさ(何と言いますか、とにかくスマートでない感じ笑)を時に感じながらも
生徒を個々に見つめ向き合うということはそういうことなんだと生徒のみんなから教えられる日々でもあります。
受験生、高校生の皆さん。
時間なんてどこにもない時期。
学ぶことを「選択」して足を運ぶ姿。
「尊敬」でしかないな…♪