「子どもたちは見てる。こどもを正しく恐れて」
この仕事を始めた頃あるピアノの先生がおっしゃっていました。
子どもを正しく恐れる…子どもだからと何となく向き合うものではない、子どもは一番見ている、ということなのですが、この言葉をいただいて子育て経験のない20代頃、気持ちを引き締め直したのを覚えています。
楽器店の方々から「小学校から中学校に上がる時、生徒さんの継続状況はいかがですか?」と尋ねられることが時々あります。
私の主観でしかありませんが、小さな頃から一人の「人」として接していくことで、進学時など人生の節目でも自分で考えて、その気持ちをお父さんお母さんに伝えることが出来ている生徒さんが多いように感じます。
中学受験や塾通いをしている生徒さんが大変多い地域ではあるのですが、要するに生徒さん本人の物事の捉え方が大きく関わってくることが分かります✨✨。
「せっかく始めたピアノなんだから長く続けてくれたら」
世のお父様お母様方の切実な願いでもあることでしょう。
この「長く続けていく」ためには、生徒さん本人の力、興味の度合い、ご家庭での練習への環境作り、方針と見合う教室であるか、先生との相性…などなど様々な要素があげられます。
その上で、あえて一つだけあげなければならないとしたら…こちらでしょうか😊
「ピアノの技術を伝えること」と「心の成長を育むこと」この2つのことを同時進行で🎶
ピアノ教室なんだからピアノだけ上手になるようにしてたらいいんじゃない⁉️という考え方もまた然り。確かにその通りなのですが、この2つは切っても切れない関係にあることは確かです✨
セミナーや座談会でのテーマにもなることが多いように、ピアノを習い始めたお子様がいるご家庭であれば毎日の練習との向き合う方、辞めないで続けてくれるためにはどうしたら良いか、お悩みになることも珍しくないかと思います。少しでもお子様を応援していただくにあたり、肩の力が抜けたり、ヒントになれましたら幸いです。
この葉山の教室でも、それじゃあ一人も辞めないのかといったらそんなことはありません😌
ですが、5年賞、10年賞とある程度長いスパンの目標を設けていることもあり(よく、生徒さんたちからもう少しで◯年賞なんだよね、と嬉しそうに教えてくれます)、それが大きな励みにはなっているのかなと感じられます。
子どもって凄いですよね。
自分で設定した目標はなんなく越えていきますから💕