昨日の園児さんのレッスン。
いつもの様に入り口まで送ってくださったお母様。
宿題のクリアケースを確認していたら、連絡帳が挟んであったので急ぎ目を通してみました。
午後は就学前検診があってお子さんと帰宅後、久しぶりに一緒にゆっくりピアノを楽しまれたこと、そしてとても良い時間を過ごすことができて嬉しかった旨、綴られていました。
いつも笑顔で、でもとても忙しそうにお仕事帰りに娘さんを乗せて教室に向かわれているお母様。
それだけに、お便りからこの日とてもほのぼのした時をお二人で過ごされたことが伝わって私もものすごく幸せな気持ちになりました😊
ピアノを習うと、
得意なものがあることで何事にも自信がついたり、
将来の職業でも活かせたり、
淡々と強い精神力を培えたり
伴奏、演奏会などで一人でステージに立つことが増えるので恥ずかしがりが改善されたり…
おしとやかなイメージからは計り知れない様々な育みが期待できます。
ですけれど、究極はこの日お便りいただけたように、
弾く人が(それに寄り添う人と共に)幸せな時間を過ごせること。
弾く人が愛する誰かに幸せな気持ちになって欲しいと願って奏でられること
それに尽きる気がしています。今ピアノを頑張っているみんなもこの部分を忘れないでいたら大丈夫✨✨
ピアノが得意だからピアノを習うわけではないですよね。
習い始めてみて、読譜が苦手でも、リズムに苦戦しやすくても、必ずその人なりの音楽との付き合い方が見つかります。
ピアノの発表会、伴奏の機会、各種コンクールは力を高める大きなチャンスでもありますが、そういった面だけにフォーカスして音楽を考えてしまうと大切なものを見落として音楽を捉えることになります。
全てはバランスなんだろうなぁ。
大事にしたいことをぶれずに抱いていれば、同じ気持ちで自分の音楽を育てていきたい人の役に立っていけるかな💞