苦手が得意に変わる時

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Sちゃんのピアノレッスン。

おうち練習では指番号と共に歩んできたここ3年と言っても過言ではありません笑。

 

バッハインヴェンションに入って、バロックの指運に立ち向かえるか!?と心配していました。

 

今日聴いてみて…。

 

行けそうな気がします、Sちゃん👏

 

ここまで、Sちゃんは音符は読むし、読めるしなんだけど、指番号は見えない💦なかったことになっていたのです😂

 

が、楽譜を良く見る子になってほしくて、先生も挫けない、譲らない笑

 

こんなケースは短いスパンでは直らないこともあるけど。

 

毎週他のアドバイスに混ぜて、繰り返し繰り返し伝える。

 

1年、2年…地道に。

 

Sちゃんの中で、意識の蕾がようやく芽生え始めた今日頃🌈

 

楽譜については、他のみんなにも「楽譜を見る」にとどまらず、「楽譜をじろじろ見るのだよ〜」と伝えています。

 

じろじろ…あまり良い使われ方をしない場合が多い言葉ですが、相手が楽譜ならむしろ良いことずくめ。

 

苦手を得意に変えるって。

 

苦手は並にはなっても得意にはならないんじゃ!?と考えてしまいがちです。

 

でもね、できない小節だからこそいっぱい練習して、気がついたら他のどんな箇所より得意になってたり

 

演奏会でも、苦手なところはマークしているため案外うまくいき、逆にまさかまさかのところで暗譜が飛ぶなんてことはよくあること。

 

ちなみに指番号って守ったら偉い!とかそういうことではなくて。

音が滑らかに進んでいくために考えられて設定されています。

実は本に書いてあるものが全てじゃないのだけどもね。

でもまずは楽譜に書いてあることを隅々見つめて実践していくことはとても大事なこと。

 

短期戦でも長期戦でも苦手のその意識は悩まされた分新しいステージで展開、開花されていくことでしょう。

 

Sちゃんの変化✨✨

 

Sちゃんに負けないくらい、素直にただただ嬉しい先生でした(╹◡╹)♡

 

2021年6月7日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室