譜読みで疲れてしまいそうな時には?

普段の練習曲は短め、小品を数曲弾いているけれども、演奏会に向けての時はいつもよりページ数が多いものに取り組むことが多くなります。

 

譜読みが得意なお子さんだとどんどん読んで弾く、を重ねていけば良いわけですが、苦手意識がある場合は工夫が必要になりますよね😊

 

ご入会してまだ1年くらいのK君ははじめての長い曲にチャレンジ。

 

ピアノ歴の長いOちゃんは、はじめてのドビュッシーです。

 

練習時間も思うように取れず、気持ちが疲れちゃいそうです。

 

曲には最初から最後に向けてストーリーがあり、構成があります。

 

順に辿ることはその変化を感じたり考えられるので大切なこと。

 

ですが、同じフレーズが大きな塊で再現されるところを最初に見つけただけで、「あー残り3ページだと思ってたけど、あと1ページ半だ✨」ってやる気に火がつく時も多いですよね😌

 

また、小さな生徒さんであれば、同じ伴奏形、和音進行の箇所をレッスンの時に一緒に見つけてみるだけで、翌週までの自宅練習の量がグン上がっていたりします。

 

時にに大きなフレーズごとに順番じゃなく攻めるもありです。

 

 

「練習頑張ってね」だけではなかなか捗らない時もありますから💦

 

やる気に火をつける方法は一つじゃないし、何で火がつくかもみんな違います。

 

自分自身でも工夫しながら長い曲の譜読み、慣れていってください🍀

 

それから何より、生徒さんとの普段の会話とか、お母様方からお聞きするご自宅での様子がとてもヒントになる時があります(*^^*)

 

適度な距離感は何事も必要ですが、その人を知ることでより良いレッスンができる…そう思います。

 

 

2019年2月6日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室