年中さんのお母さんが連絡ノートでメッセージをくださいました。
「ドレミ…がスラスラ書けていてびっくりしました。」
本当ですね!わたしもこの頃とても嬉しく思っていたことの1つでした。
このくらいの時期は、一緒にレッスンする中でわからない音が「まだ小さいから…」と「なんとなく」になってしまいがち。
ですから気がついてみると…。音の数が増えるにつれ「譜読みが苦手」とか「混乱(・・;)💧」なんてことにも。
もちろん、小さなうちはあまり詰めすぎる必要はありません。
ですが、生徒さんが苦手とする音符や、「あれ?右手の音と混同してしまっている?!」と感じたその時にその都度、(予定通りのレッスンメニューから脱線しても)丁寧におさらいしています。
すると
〝読める、書ける、弾ける〟
という基礎力が同時進行で自然と身に着いていくようです。教室においても読譜力を伸ばす意味でかなり重点を置いています😊
この時期に取り組んでいることは、やがて成長して楽譜を一人で楽しめたり、日々の支えとなることに続いています。
ピアノ教室で、ピアノの先生が側にいなくても一人で巣立てるようなレッスンを…と思うと改めて気持ちが引き締まります。
わからない音が出る度に、『それは「レ」』『それは「ファ」』と伝えるだけにとどまると、その時は弾ける、その曲は弾けた、になってしまって非常にもったいないですね。
覚える速度は一緒なんかじゃなくて構わないと思っています。
どの子にも時間がかかってもちゃんと身につけられる力がありますから^ – ^
お母さん方も、もしかしたら新しい曲に入った時には譜読みで手こずっている姿がちょっぴり大変そうに見えるかもしれません。
少しずつ飛び立てるための勉強中なので😊
飛ばせてもらわなくても飛び方を教わっていれば時がくればしっかり巣立てます。
中高生を見ていると実感💕
幼児期はとても大事な時期。
10年後を想像しながら日々レッスンしています💞