「〇〇のはじめての発表会が震災後、最後の発表会がコロナ、すごく濃いピアノの歴史になってしまいました」
先日今年の発生会の中止を受けて、生徒の保護者様からメールが。
9年前の今日、東日本大震災で世の中が桜の季節がやってくることすら忘れざるを得ない状況でした。
電気が通らないのでお友達の家のピアノを借りに行った生徒さんがいて。暗闇の中ピアノを弾き続けたそう。
「ピアノが弾けない子もいる。でも歌なら歌える!」となり、教室で歌いたい子を集めて歌ったっけ…🍀
大きな口を開けて心の底から笑いながら歌う子たちをみて、音楽の大きな大きな力を感じたものです。
あの時とはまた違う春。
まだまだトンネル中にいる様な気持ちになるけど。
9年前の原点に立ち返ってみると、「今」という時にありがたいと思う。