「やってみたいことは我慢しないでやってみた方がいいかもね」
こちらは私がレッスンで幼児さんから低学年の子によく投げかけかける言葉です。
自宅練習でも課題の先までやりたがる子には止めませんし、むしろ果敢なところはずっと大切にしていってほしいなとすら感じています。
ただし、どうしてもですね、課題をすっ飛ばして、その先から入ってしまう子も多いのが事実💦
もちろんできそうだから。
それで問題ないこともありますが、
後から組み立て難くなったり、駒を最初に戻さなくちゃいけなくなることも多い💧
年齢や進度によってはお子さんが処理できる情報量であることも大切ですね。
調号に反応して♯や♭をつけながら弾くことも
まずはいきなりより左右それぞれ弾いてみて自分で発見できたり、弾いていて落としてしまっていることに気がつけることが理想です。(♯に最初からマルをつけてあげたら、子どもたちは機会的に反応できますが、それは避けたいですね^^近道なようで遠回りです)
やってみる!とはじまったけど「うーむ」から「うー〜〜」になってしまった時は、是非基本課題にかえってみましょう🎶
1、よむ
2、リズムのことばでリズムをたたく
3、左右べつべつにひいてみる
4りょうてでひいてみる
小さな子たちには楽譜にこんな風に課題のを記入することも多々あります。
小さいうちは情報処理が苦手だからです^^
順番に積み重ねることで数字が進むほど楽で音も生きてきます。頭の中もクリアな状態で進みやすいですね^^
そうはいってもやっぱり、子どもですから。
やってみたい気持ちや先に早る気持ちも自然なことです
まずは芽を伸ばすだけ伸ばしてレッスンで少し整えてみるくらいの方がその子らしい演奏になったりします。
じゃあどっちよ⁉︎ということになりますが
たくましく自由な中にも
あるいは子どもたちなりにスランプになっちゃった時にも
こうした基本の段取りや方法に帰る術も身につけておくとさらりとかわしていけそうですね^^🍀