10月も下旬に突入
生徒さんたちは学習発表会、合唱コンクールなどの全校行事を今週控えているみたいですね^^
ピアノ教室でも来春に向けた選曲がぼちぼち始まっています。
譜読みが得意な生徒さんはなるべく進めるところまで教本を進めてから。
譜読みはじっくりタイプの生徒さんは少し早めに入って教本と並行させて。
学校のアンコン、ソロコンなど大会を控えている生徒さんだと年内いっぱいかかってしまう。その後だとバタバタしてしまうだろうから早めに配布してちょっとずつ取り掛かった方が良いかな?
などなど
毎年ああでもないこうでもないと思いを巡らせながら準備しています☺️
初ステージの生徒さんには達成感、自信も感じてもらいたいなと一曲につき練習期間もいつもより長くかけます。でも小さなお子様ですと、飽きも感じやすいですので(個人差も大きい時期です)そのあたりの加減は毎年悩ましいところ🍀
何回、何年発表会を行なっても、新しい発見、反省はつきものなんだなぁとこの頃思います。
楽曲もそうですよね。
演奏者のレベルより少し高めの曲は練習もより必要ですが、関わった時間でグンと伸びます。
ただしレベルは高くても良いけれど、高すぎるのは注意しなくてはならないところ。
いざ練習が始まると曲は好きなんだけれどピアノの椅子の前に座るとどうにもこうにもやる気がおきない💦なんてことも少なくありません。
憧れを大切にしながら、生徒さんたちが健やかな気持ちでやる気になりそして達成できる選曲であることも大事だなと改めて考えています。
先日発表会の曲集を探しに楽器店に伺った時益子祥子先生の本が置かれていました。ここへ引っ越してきて間もない頃たまたま先生の指導方針、ピアノ指導者としてのお人柄衝撃を受け、以後ずっと尊敬して止まない方でした。先生がお亡くなりになってから数年経ちました。今このタイミングで手にとってみることができたのも初心を忘れずに、というメッセージなのかもしれません。
来春はレッスン開始から10年目にあたる生徒さんや長く通っていただき受験期前の卒業コンサートになるお子様も数名いらっしゃるので
「自分らしさ」
ということを念頭に提案した中から好きなものを選んでもらいたいなと考えています。
最初はらくらくサクサクできていた練習もだんだんコツや工夫が必要になったことでしょう。
アイデンティティーの一部になっているピアノでも、今日は体を休めたいな…なんて思った日もあるでしょう。
私もそうだったからとても良くわかります。
楽しみ、積み重ね、努力してきた、そういう一言では言えないものを
みんなの「らしさ」としてまるごと伝わるステージになるといいね❣️
しょうこ先生がよく言われていた発表会で大切なこと。
『生徒さん一人ひとりをヒーロー、ヒロインに💫』
今年も心の中に変わらず掲げて応援できたらと思います💪🌟