これまでたくさんの子どもたちとレッスンをして来て思うのが2つのタイプに分かれるということ。
あくまでかなりざっくり分けた場合ですが。
どんどん教本を進めてレベルアップを図りたい子
と
その時その時の「今」楽しんでいきたい子。
教室ですと半々くらいでしょうか。
レベルアップ組は疲れも感じやすいので楽しむ要素を年一でも提案してみたり。
楽しみ優先組ならタイミングを見計らって伸びるポイントがさりげなく入った曲を提案してみたり。
たとえ生徒さんたちがどちらかに傾倒したとしても
指導する側の私たちは上達すること、そしてそこに少しでも喜びを見いだせることを諦めてはならないのだと考えます。
ただし
生徒さん自身がデザインしていける環境これは意識していきたいところです。
ピアノとどう付き合っていくのか
どんな演奏をしたいのか
ただただ先生に言われたことを音にかえるだけの時代は終わろうとしています🌈
弾き手である自らの想いを音に乗せてみる機会や時間を大事にしたいものです。
アクティブラーニングやコーチングの要素を取り入れたレッスンは時間がいくらあっても足りないくらいなのですが、生徒たちが素直な気持ちであらゆる課題に取り組みやすくなることだけは確か。
子どもはもの凄く敏感で繊細で賢い✨
心はいつも自由で選択や考えることは素晴らしいこと
私がそう語りかけることで
生徒たちのよくわからない縛りがなくなったり、ピアノ以外のことやこれから待ち受けている場面でも何か役に立てればいいなと思う。