教室に通って来てくれる生徒さんたちは、みんな違います。
まさにみんな違ってみんないい…ですね😌
みんな違うということは、同じレッスンをしていても感じ方や受け止め方が全く正反対になることだってあるということ。
年齢や進度により、使用教材や取り組んでもらう内容を変えていくわけですが、ここでは同じくらいの年齢や進度の場合ということで考えてみます🎶
小学2年生Rちゃん
シールや絵を組み合わせて物語を作るのが大好きです。
どんな生徒さんでも喜んで弾いてくれるタイプの曲を取り上げても、「今日も書くお勉強したい♡色ぬったり、面白いやつ」とRちゃん。
もしかしたらRちゃんは造形教室などもかなり力を発揮できるのでは?と想像してしまいます。
ですから、Rちゃんのレッスン曲ではそこで登場する動物の鳴き声や色だけでなく、もしもその動物が〇〇したらどんな音になるかな?とかイラストからさらに発展したところまで一緒に考えてみることにしています。
音色も色で表してもらったり。
〇〇と合ってびっくりしてお財布落としちゃったんだ!とか、私には想像できない💦
落し物の主が、かっこうなので。かっこうの財布♡感性が素晴らしいですよね。
小学3年生S君
どんどん進みたい!弾けることが嬉しいって伝わるお子さんです。音価やリズムもレッスンに持ってきた段階で正確で、流れを感じて演奏できます。
白い鍵盤だけじゃなく♯のついた曲も弾けるようになった!とか前より広い音域の音符を読めるようになった!など直球のレッスン、声がけの方が目がキランとします🎶
すぐ弾ける喜びより、難度の多少高いものにやる気が出るタイプでもあります。
このようにRちゃん、S君はほぼ同じようなレベルを勉強中なのですが、同じ曲をレッスンしていてもアプローチの仕方は全く逆だったり、テキストも違うタイプを選ぶ時もあります。
その子その子に会うレッスンは、その子その子がやる気になるツボを攻める(笑)レッスン。
やる気になるツボは変わるものだから、いつも見つけておけるわけじゃないけど。
一人一人に見つけようと努め続けることが、大切にすることにも繋がっているのかな…😌