先週土曜日は、多賀城文化センターにてNHK全国合唱コンクール〔 宮城県コンクール〕が開催されました。
娘の学校がフリー部門で参加するため、私も応援しながら、他の合唱部さん達の歌声を存分に味わえる機会をいただけました♪
伺ってみての感想は
歌詞の意味をよく理解しているか、噛み砕かれているかどうかで、伝える力は何倍にも広がる
ということでした。
具体的に言うと、言葉を単なる文字として表に出されると「発声」になります。
言葉からその曲の場面や情景などしっかりイメージされて表に出されると「メッセージ」になります。
合唱は1人で歌っているのではありませんから、そういったことを合唱者全員にそれぞれに感じてもらえるようご尽力されている先生方もまたすばらしいと感じました。
また講評では「強弱の幅をさらに広げましょう」というアドバイスがありました。
歌もどんな楽器も各ホールでの響き方、伝わり方を想定して演奏するという点ではやはり同じ。
ステージに立つからこそ見える課題や吸収できることが生徒さん方に沢山あったことでしょう。
もう一つ。
ピアノ伴奏もまた、各学校ごとに生徒さんだったり、先生だったり、ピアニストの方だったり学校ごとに「色」がありました。
合唱の参加人数が10名以下ですと、伴奏もなかなか大変ですね。
歌と一緒にリハーサルが同じ場所では出来ない場合は、本場で良く聴き、速やかに音量バランスを考えることになりますので😅
人数が少なければ小さく弾けば良い…という単純なことではないだけに難しさがあります。
そして最後に、心に残った中新田中学校さんについて。
自由曲、課題曲それぞれに指揮もピアノ伴奏も生徒さん方を立てておられました😊
1人でも多くの子どもたちにステージを踏んでもらいたいという学校の願いが感じられ、大変温かな気持ちで聴かせていただきました♡
私も多くのお子さんと伴奏レッスンをする機会がありますが、こうしてホールに出向いて「感じる機会」というものは非常に意味があることだと改めて感じます。
親としても、ご指導いただき、そしてこのような機会を作っていただいた先生方には本当に心から感謝しております。
大きくなるまでに、知らない世界を1つでも多く見てもらいたいものですね☆