忘れもの対策セット&高校生合唱伴奏

 

 

教本を忘れてしまったり、ドリルをし忘れたり、家に帰ったらママに忘れずに渡したいものがある時に🎶

 

生徒さんたちのメモ用『忘れもの対策セット』。

 

次こそは忘れたくないことがある時に生徒さんたちが使っています。

 

書いたら、いつも目にするところに貼って完成🎶

 

忘れてしまったことより、次にどうしたら忘れないのか、それを考えられることの方が大事だもんね^^

 

前向きな動機づけに、なるべく美しい付箋紙などを忍ばせるようにしています。

 

 

実際は書いても、貼ったものが目に馴染んでしまって、また忘れちゃうケースもあるにはあるのです。

 

ですけれども、自分で考えて動くことの一つの方向性として

生徒さんたちが知るきっかけになれば嬉しいです。

 

 

 

さてもう一つ。

合唱伴奏レッスン引き続きあちらこちらで🎶

 

今年は中学のみならず、高校生男子生徒さんも。

 

中学一年生の時までを 振り返ってみると、3年でまたさらに読譜力上がっています。

継続の力✨

 

何でも手を出してしまうのではなく成長に応じて、彼がここで培ってきたものも尊重しながらレッスンできたらと思っています。

 

 

長いピアノレッスン歴、そして長いお付き合いの生徒さんでもあるので

 

先日はあらためて、お互いに時間や伝えたいこと、確認したいことをおろそかにしないようにしていこうか🎶という話をする機会もありました。

 

これは先生という立場の自身にも言えることだぁと。お互いに『思いやる』、という観点からも考えさせられた時間でした。

 

 

さあ教室もこれから秋支度🎃

 

 

そして明日は振替レッスン日🎶

楽しみにお待ちしています^^

 

 

***

 

 

松島からの生徒さん。テクニックのお勉強の最中、演奏の手をとめて

『あ!先生待ってね。心をこめるの忘れた』ってもう一度最初から弾いてくれました。

音楽を奏でるゴールがどこか、考えられるようになってきました✨

 

いつも、気がついたことをこうして自発的に書き込んでいます。

 

2025年9月15日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室

【幼児さんレッスン】楽しむレッスンで終わらせずに

小学一年生の秋を迎えます🎶🐿️🍂ご入会後、1年と少し

 

 

毎週頑張っていて、頑張り過ぎでは?なんて感じてしまうくらい毎日毎日練習しています。

 

ピアノは毎日練習、伸びます✨

とはいえ、実際は園児さん、一年生くらいは、まずは習慣づけから。

急ぐと型にはめこみがちです。

各ご家庭の環境、生徒さんのペースも見ながら息切れしないよう導いていきたいところです^^

 

 

わたしも

その日お渡しできることを全力で伝えています。

 

 

それは技巧的なことはもちろんですが、まだ1年生の彼女が6年生になった時、その先の15歳になった時に活かしていけることも(今わかる言葉で)伝えられたらいいなと思っているんです。

 

 

 

教室ではグループレッスンから教室の個人レッスンに来てくれるお子さまも少なくありません。ですから、集団リトミック的なレッスンからピアノレッスンに切り替えた時に少しずつ練習の習慣づけ、意識づけができるように応援しています。

 

 

この日のレッスンでは

 

Uちゃん「アレグロで弾けなかった💦」っとつぶやきながらがら始まりました。

 

「では、おうちで練習していた速さで弾いてみますか?」

「うん!🌟」

ということで演奏スタート。

 

うん、生き生きした音、前進していく流れが良い感じ

 

「アレグロで一気に弾こうとしないで、少しテンポあげてみますか?そうだな…このくらい(演奏で示しました)🎶」

 

「やってみる!」

 

「できましたね。じゃあ、今度はこれくらい。今は間違ったらどうしようは考えなくていいよ。テンポが速くなったら世界がどう変わるか楽しんでみない?」

 

「わかった❣️」

 

 

この後、楽しそうにモリモリ弾いていました。

小さなブレーキやひっかかりが解除されると子どもたちは途端にこれまでにない力を発揮できる一例です。

 

 

楽しいレッスン。

喜びのあるレッスン。

これをゴールにしてしまうことなく

 

子どもたちなりの実力をその都度しっかりつけていくこと

 

 

ピアノレッスンを重ねてもらう中で、とても大事なことだと思っています。

 

体験レッスンにいらしてくださるお母さま方に、ホームページを見て楽しそうだと思って伺いました🎶と言っていただけるのですが

楽しさとできないことのバランスでもって子どもたちは成長できるがゆえ、正直わたしもそれぞれの生徒さんのバランスの加減を考える日々です。

 

 

指示待ちの弾かされている音ではなく、自分の音を自分で聴いて考えて奏られるピアノ弾きさん

そんな人がたくさん巣立っていけるレッスンを日々考えて行けたらとも思います。

 

 

 

 

考えることは楽しい。あれこれ試行錯誤も楽しい。

間違いを自分で見つけられることもいいな⭐︎

モンテッソーリ理念をレッスンにしっかり散りばめていきます。

 

 

これからも大切にお預かりしていきます🌳

 

 

2025年9月10日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室

小学生/学習発表会伴奏オーディション*生徒さんたちが何かに挑む度に心に刻むこと

音楽史や作曲家に強く興味を持っている小学2年生。質問が溢れ出る♪以前教材フェアで見かけ、いずれは欲しいなと考えていたものだったのですが、足を運んだらどの楽器店も在庫がなく。ネット購入⭐︎

 

 

秋は中学生は合唱伴奏レッスン、小学生は学習発表会オーディションに向けたレッスンが増える時期。

 

 

年により、はじめまして♪の単発レッスンでお問い合わせくださる中学生さんもおられます。ピアノレッスンからは少し遠のいてしまったけれど、良い曲で久しぶりに伴奏をやってみたくなった…というお子さまも少なくないです。

 

そんな時、人の奮起やチャレンジに一緒に関われることは幸せなことだなと思います。

 

 

今日の小学生Uちゃんは、オーディション発挑戦。先週とても輝いた目をしてレッスンに楽譜を持ってきてくれました。

 

そうだ、いつも生徒の皆さんにお伝えしていることなのですが、

教本の課題があっても挑戦することになった伴奏曲はご希望でしたらレッスンに持たせていただいて大丈夫ですので。

 

 

もちろん、期限が1、2週のオーディションを控えている場合などは、時間的に余裕がなければ一旦教本練習をストップして、伴奏曲に集中という選択もありです。

 

 

この日は、伴奏に集中したそうだったのを受け、伴奏曲レッスンを十分に行いました。

 

それと、最後に♪

 

「オーディション通過してもしなくても、来週は胸を張って来てください^^。大事なことは挑戦したいことに、Uちゃんが自分のできる精一杯で頑張ったことですから」と伝えました。

 

そうしたら

言い終わるか終わらないかのかぶせ気味に「うん!わかってるよ。大丈夫!」って片付けの手を止めて、わたしの目をまっすぐにみて頷いてくれました。次の生徒さんが入室してくれたタイミングだったので、その一言だけになってしまいましたが、なんだかジーンとしてしまいました🥹

 

そこには得たいの知れない暗黙の信頼と価値観が笑。

 

 

まだ低学年ですが、もう少しでレッスン4年目。

教室で日頃から子どもたちに伝えたいことをUちゃんはしっかり受け止めてくれていました✨。

 

 

成功体験は自信に繋がります。

だからいつも全力で応援します。

 

 

でも

 

叶わない出来事もまた貴重な経験なのではないかなと考えます。

その時のお子さんがどう選択し物事に取り組んだか、ということについて、

「ちゃんと見てくれている人がいる」と知ること

それがができるのは大きい✨(その受け皿がご家族以外の人であればさらに良いですね。それだけにそんな時のわたしたち人的環境もまたとても重要な役割なのだと身が引き締まる思いです)

 

 

どちらにしても、長い目で見たらとても貴重なものを手にすることになります。

 

 

 

全力でサポートしながらも、成果を目的にしない。

 

 

そして「おめでとう」「残念だったね」だけじゃなく

どんな結果でもその挑戦が生徒さんの未来でどんな力に変身していってくれるのか

一緒に描いて、考えることまでしてみたいと思います。

 

 

さて、明日は気になっていた『国宝』観に行ってきます。

リピーターさんたちが多いようで、楽しみです😌

 

*****

 

 

目をとじて置いた音符を自分で読みます。こういうの、みんな大好き⭐︎

教室では、耳で覚えて弾くことから、視覚からも楽譜をとらえられるようにどんどんシフトしていきます。

 

*ソルフェージュ*

 

 

2025年9月6日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室

成長した生徒さんに思うこと*ステージの在り方とは

現在教室では放課後から6時台までは園児さん・小学生のレッスン、そして夜は中学生、高校生のレッスンを行っています。

 

 

夜はレッスン終わりが21時半をまわる時もあるため、幾分レッスン枠に余裕を持たせるようにしていますが、今年の春は一日増席してのレッスンスタートとなりました。

今年については高校生はもちろん、受験生さんたちが忙しい中引き続き通ってきてくれているのも大きいです^^

 

 

忙しいだけではなく、当然ながらレベルも高度になる中で心の拠り所・楽しいと言えるように成長しました。

 

 

実は高校生からはステージ参加は、それぞれの生徒さんたちに任せています。

ステージ経験は小さな頃から積み重ねにより身につけたい力は十分に備わっています。

 

単純に考えれば、よく弾ける人たちですから教室の小さな生徒さんたちや保護者の皆さまに演奏を聴いていただきたい…という先生目線の気持ちがやっぱりあります笑。

 

ですがこの頃は特に思うのですが

それぞれの生徒さんが日々心地よく、楽しくピアノを弾けることが大切。

 

ステージも選んで良いのではないかなと。

結果として自由な選択を重んじているからこそ、逆に気持ちを向けて参加される生徒さんも多い状況です。

 

 

昨晩の高校生の男子生徒さんにも、『選べる』ということについて話してみました。

でも、意外にも、ステージは緊張するけれどそんなに構えるものでもないというお返事が✨

 

長く一緒にレッスンさせていただいていますが話してみることって大事ですね。

 

 

 

演奏会って気持ちが引き締まります。

 

その適度な緊張感はお子さんたちに多くの力をもたらすものでもありますから、小さなうちはとても良い経験になります。ただ、日々大人になっていきます。その変化を見逃さないで、必要な加減でもって関わっていけたらとも思います。

 

 

ですから、コンクール一つを考えた時にも、生徒さんたちの心の成長、その時点での力、アフターフォローなど総合的に考えていきたい場面です。

 

 

 

受験生さんたちも楽しく、真剣に毎週入ってくれていますが、いつでも切り替えがは必要であれば話してもらえるように伝えたところです^^。

 

 

レッスン室の風通し

以前から意識してきたことではありますが、近年はさらにソヨソヨと心地よい風が流れています。

 

 

〝枠をカチッとしなくても(しない方が)人は必要になったら感じて動く〟

 

 

ピアノレッスンは、一対一で長く伴走する形。それを数えてきれないくらい続けてきました。その中でわたしが生徒のみなさんに教えていただいた貴重な気づきの一つ。

 

 

迷ったら、「そういうのが普通」は横に置いて。

 

生徒さんの目先ではなく未来にプラスになることはどっちだろう?と考えてみる。

近ごろの基準です。

未来にプラスになるという視点で考えてみるとかなり先をみる感覚にもなりますが、面白いことに、都度変化する生徒さん方の心の機微に寄り添うというシンプルことに辿りつく。

 

 

 

高校生からよく耳にする言葉

「今はテクニックの向上より、楽しく弾きたい」

 

これは成長した多くのピアノ弾きさんの願いでもあります。

わたしもそうです。

 

 

生徒さんたちから言語化された気持ちを受けとることで、この教室の在り方も日々変化しているように思います。

 

 

月、火は小さな生徒さんが多い週。今日のレッスンも楽しみにお待ちしています。

 

よろしくお願いします🎶

 

******

AIMEI先生「おとあそび」より

脱力を勉強中。

手首や腕の脱力をチョウの羽のフワ・ヒラッに乗せて子どもたちが簡単にイメージできる。

とても助けられている教材です。

 

園児さんOくん。音が増えてきました。

この時期は忘れやすうので定期的に指番号も確認して。

テキストの指運に反応しやすくしていきます。

 

 

2025年9月2日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室

生き生きとした演奏になるわけは?

この日、新しいポジションに入る予定の年長さん。どうしたら5つのおんぷをできるだけレッスン中に覚えてもらえる?なんて思いを巡らせながら着々と準備しました。

演奏曲

ピアノアドベンチャー テクニック&パフォーマンス『楽しいマーチ」

 

 

新しい音域の音符読みトレーニングを前半じっくり。飽きずに取り組めるようにテンポよく。

 

楽しそうに取り組んだ後は…

 

さて

2拍子=マーチ(行進曲)をどう感じてもらおう♪

ということで、ここでリトミックレッスンを入れました✨

 

マーチって?

マーチのリズムのかけ声は?

 

『1・2・1・2』

行進してみようか🎵

 

たたく楽器、ふる楽器も一緒に鳴らしてみよう♪

 

 

 

この日は先生がピアノ、Oちゃんは打楽器を担当しました。

 

体を使ったリズムレッスンでは、「ガハハ〜」「ププ!」「ニンマリ」とその表情はそれぞれですが、シンプルだけれど、大切なプロセスだなって感じます。適切なタイミングで、演奏課題と関連づけてリトミックを効果的に取り入れるようにしています

 

次回はOちゃんがピアノで先生が打楽器の予定。はりきって練習できることを祈って。

 

 

こうしたレッスンを入れてから演奏に入ると、シンプルに鍵盤レッスンで進める時と何が変わるのでしょうか?

 

⭐︎演奏すると自然な拍子感が出る

⭐︎弾くにあたり曲への親近感が湧きやる気が出る

⭐︎たたく、ふるの楽器は、5指を使う連弾と比べててハードルが低いため、より楽しく取り組める。(序盤のアンサンブルに向いていて子どもたちは大好きです。)

 

など楽しさの中にも受けとりがたくさん出てきます。

 

小学生低学年くらいになると、レッスンでの経験の積み重ねから、必ずしも毎回入れなくても良いですが、まだ経験の少ない園児さんはリトミックを少し挟むだけで表現が変わります。

 

 

奏中、おんぷを辿ることだけに夢中になってしまっても

「ほら、マーチ✨あったね🎵1・2だったね!」と一言サポートを入れると、拍を感じるレッスンが済んでいるのもあり、すぐに脳と身体が反応できるのです。

 

それゆえ、自ずと「音」も生きてくるんですよね^^

 

 

三拍子=ワルツやメヌエット なども元来日本人にはとらえづらいリズム。

 

フラメンコのリズムなんかもそう✨

次の日のレッスンでも、音を聴いてもらって雰囲気を掴んでもらったところ、4年生生徒さんの目がキランとなりました^^

 

本来日本人の身体の中に流れていないリズムや拍子感は演奏している時、大人であっても感じて弾くのを忘れてしまいがちです。

 

今は、一冊の教本の中に様々な時代の曲や民族舞曲が登場してくれるのも嬉しいですね。

 

秋に予定している1day幼児教室クラス(仮名)は、ピアノコースのお部屋から少しゆとりのあるとなりに移動して開催予定です。一人ひとりの新しい扉が開き、自信とチカラになる時間になるようなメニューでお待ちしております。

どうぞ「楽しい」「嬉しい」「できる!」を持ち帰ってください🎵こちら1dayの方は6歳さんまでご参加可能です^^

 

準備中につきダンボール😂すみません

 

*****

「先生はここが難しいと思うよ。K君は頑張ってできたのか〜」って〰️線をつけました。そうしたら、K君は、「ぼくは(難しかったところは)ここだよ」ってしるしをつけてくれました🎵今日はしるしをつけたところがスラスラ弾けていたね。しるしは頑張りの証にもなりました⭐︎

 

 

2025年8月26日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室

一緒に♪だけど自分で決めて書き出すことから

教室の生徒さんたちを観察していると、その週の課題に対する意識が高い、と感じることが良くあります。

 

 

こちらは、いずれも当時小学低学年さんたち。生徒さんたちの了解をいただいて以前こちらでもご紹介した写真です。

 

おうち練習にあたり、いずれの生徒さんも自ら書き込んで励んできました。

 

 

目にした時にとても成長を感じ、胸が熱くなったことが今でも思い出されます。

 

 

こういった時は「みなさんに紹介したいな」以上に「忘れないでおこう」が優っています。

 

興味深いことに、こうして生徒さんたちが自ら動いて記したことって達成率が高いのです。それから、決して平坦ではないはずの目標達成までの過程もエネルギッシュ♪

 

またこんなことも教室ではよくやっています。

 

 

習い事が多かったり、お父さんお母さんがお仕事で平日の学童帰りは練習時間がとれない生徒さん向けです。

練習は小さなうちは短い時間で良いので、毎日少しずつを重ねて習慣になるのがベスト…とは思います⭐︎

 

ですが、色々な環境の色々な生徒さんができる限りを見つけようしていることも少なくありません。

 

 

ですから、その生徒さんごとにできることを自分で見つけたり、決めたりすることを手伝えたらいいなと考えます。

 

この時もわたしは傍らにいましたが、生徒さんが決めてシールを貼っています。

 

 

この、『一緒に。でも自分で決めてもらう。自分で書いてもらう』という形は良い方へ向かうことがとても多くて、思い起こしてみるとわが家でも小さい頃の子どもたちとよくやっていたことでもありました。

 

「一緒に」は環境作り係としてわたしがいるだけで、そこには「自分で決めて書き出す」という子どもが主体で動き、選択できることの喜びと自由があります。

 

 

よく考えてみると練習とか宿題とか、おうちの役割とか…ある意味気持ちのはずみが必要なことを決めたりメモしたりの時間であるにもかかわらず、、不思議と前向きに、もっと言えば楽しそうに考え出す生徒さんが多い印象があります^^♪

 

子どもは前に進みたいのですよね…みんなやり方、進め方を知らないだけで。

 

 

園児さんなら本当に小さなことからで良さそうですよね。

 

練習なら、

*〇回弾く

*長い針が〇まで弾く

*これまではなまるをもらった曲も含めて今日はおうちの人に〇曲コンサートを披露する

 

など、自分で決めてもらい→書き出し→見えるところに貼る⭐︎

 

ここでは大人が決めてしまわないことが肝になりそうです。

 

 

その際には、お子さんが好きなキャラクター入りのメモ帳や美しいカラーの紙だったりもおすすめいたします。

子どもたちは、美しいものに敏感なので、動機づけになりますね^^

 

 

毎日の取り組みに、あるいはここぞという日に向けて少しでもお役立てたら嬉しいです。

 

 

2025年8月21日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室

体験レッスンから2年半後 K君の変化は?

↑新しいピアノアドベンチャーと一緒に🌈

 

 

教本「ねこねこさんのおひっこし」のコーチングページに

いつか弾けるようになりたい曲がたくさん描いてありました。

 

あれから3ヶ月くらい経ちましたけれど

 

いつか弾けるようになりたい曲に近づきたくて

 

その一心で

 

小学二年生のK君は、

毎回、毎週

頑張ってきます✨

 

お母さんは練習環境は準備してくださっていても、練習はいつも一人で取り組んで終わらせる…といつだったか教えてくださいました。

スポーツを習ってもらうか迷われたともおっしゃっていました。

だけども、K君の心の声を尊重されて、2年半程前に体験レッスンへ。

 

「好き」がしっかり根づいて芽を出してきましたね^^

 

さあ、ここからですね♪

子どもたちはわたしからではない。準備した環境から自分で学びとって成長していきます。

 

この週、おたよりをわたしに渡してくれる時なのですが、

初めてK君の声を添えてわたしに渡してくれたんです。「せんせい、おねがいします」って♪教室の中で行き交う言葉から彼はちゃんと自分の身にしたいことを拾ってくれているんだなって嬉しくなりました✨

 

・学校の伴奏者に選ばれることも

・ピアノコンクールで入賞することも

・小さいうちから難度の高い楽譜をこなすことも

 

そこには必ず勇気や努力があり、さらに自信と可能性が広がることは間違いありません。

 

ただ…

 

それはあくまで頑張っている先で結果として伴ってくるもの。

それらが『目的』に来てしまうのが、どうにも元来苦手なんだと思います😓

 

 

そこに生徒さんたちの「主体性」はあるかな?

誘われたり、背中を押されて駆け出してみてはくれたけれど「こなしていかなければいけない事」になってしまっていないだろうか?

など

時々問うことを忘れないようでいたい。

 

 

 

目に見える結果や数字はわかりやすく、魅力的ではありますが、

いつも、

本当の意味での子どもたちの健やかさや正しい発達のサポートを大前提に向き合っていきたいものです。

 

 

 

それでも…

無理に導いてなんていないのですが

 

教室の生徒さんたち…

とてもそれぞれのカラーのあるいい演奏をします♪

 

音楽行事や、演奏会、吹奏楽コンクール、合唱コンクール、卒業式での活躍はもちろん、生徒会やボランティア活動など誰かのために役割を生き生きと担っています。

 

もっと言うと、学校も大事だけど、一番は、どんな道を歩いていても(遠回りだって、ゆっくりテンポだって)生涯に渡って学ぶことをやめない、そして興味のあることを楽しむ✨がいいよね。みんな日々を大事に過ごしてね。←学習塾併設の家のものが言うのもなんですが、それが一番です^^

 

 

今日は「体験レッスンからの2年半後の生徒さんの様子」をお伝えしてみました🌈

 

 

 

*****

季節によりセリアの店頭で知育グッズが充実している時期があります。ここから、どう使うか考える時間もまた楽しい。やたらじーっと立って考えている人いたらわたしです笑。

レッスングッズになりそうか?の基準でいつも雑貨を見てしまいます😆🎶ついついたくさん購入しちゃうのですが、いつもあっという間に生徒さんのもとへ。

 

2025年8月15日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室

モンテッソーリ教育スクーリング終了&ステップアップすることを嬉しいと感じてくれるようになりました😌

長いモンテッソーリ研修が無事に済み、昨日からまたレッスン再開しておりました😊

今回は大学で幼年期、初等教育と音楽を学んでいる長女も参加。頭も荷物もパンパンの帰路。できる限りアウトプットして生徒のみなさんに還元していきたい♪

 

夕方については年長さん2人を含む6名のレッスン。どちらの園児さんもお母さんに準備してもらった新しいピカピカの教本を先週今週と手にして見せてくれました。中でもM君。春でレッスン開始後まる一年経ちました😌

 

早い✨

 

 

この時期は耳のトレーニングが優位になりがちですが、教室では耳と同時進行で視覚からも音をとらえられるようトレーニングしていきます。ひらがなや数字の敏感期に入っているお子さんは特にじっくり取り組んでもらえばぐんぐん定着していきます。

聴覚、触覚、視覚と連携して伸びる環境で演奏してもらうと、お子さんたちの中でねじれが起きにくい^^

 

例えば。

 

耳のトレーニング(みんなで先にお歌を覚える→ドレミで歌えるようにする→鍵盤のドレミの場所はわかるので覚えた歌をたよりに弾ける)での演奏は楽しいですね。

まずは音楽の楽しさを知る、と言う意味でも耳を鍛えながらそちらを頼りに演奏する…ということも時期により大事にしたいところです。

ただ、これだけでステージに立つとなると発表会1カ月前まで弾けていたのに本番一週間前になってなんだか止まりやすい、忘れて抜ける、弾く時により間違うところがバラバラ…でお母さんたちの方がハラハラ、なんてことも。

ここに視覚のトレーニングが挟んであると譜面台に立つ楽譜が活かされるだけではなくて、お子さん自身が困った時のナビゲート、訂正が自ずとしやすくなります😊

 

 

M君も♪

 

興味を引き出せるソルフェージュを心がけながら、じっくり、とにかく繰り返し進めた一年でした。『忘れたらもどる』その勇気も必要です。

 

ちょっとずつあいまいになっていることをなんとな〜く積もらせるとM君の練習の気苦労も倍増してしまいますから^^

 

今は感覚的で良いこと、ざっくりではなくクリアにしながら進むこと、それらの判断はそれぞれの生徒さんをわたしたち指導する側がよく観察することでしか把握できません。

 

 

M君のお父さんお母さんのお力も貸していただきながらの一年でした。

 

気づけば、この日も連弾が楽しくて「もう一回弾けそう^^」と教えてくれました。

楽しかったね🎶

前は教本を進むことにあまり意識を向けていませんでしたが、ステップアップする自分を誇れるようになりました。これ、とても大事です♪

 

 

同じく年長さんのご入会間もないYちゃんもはじまりのご挨拶からお帰りのご挨拶までニコニコしてとても嬉しそうでした。いっぱい練習したんだよ!って教えてくれました。

 

これから難しくなれば様々なことを感じ思考錯誤する時期もくるかもしれないけれど、だからいい。だから優しくて強い人になれる✨ピアノが上手になるだけじゃないのです^^。

 

さあ引き続き夏休み。

 

遊びも真剣に頑張ってね😆🌈

 

秋以降のイベントのお知らせも含めて詳しくはお盆明けにお渡し予定の教室だよりで報告させてください。お時間のある時お手にとっていただければ幸いです。

 

2025年8月8日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室

ピアノレッスンとモンテッソーリ教育法

昨日はあまりに暑く夕飯のメニューは朝からマグロ丼にしようと決めて買い物へ。港町出身なので、サッパリの代名詞、パワーがほしい時などの頼みの綱は魚介類です🎶

※本日一部修正、追加しているうちに内容の比重が変わってしまいましたのでタイトル変更、更新しております。

 

 

さて連休明けました。

今週は年間調整休みが入りますが、そちらを利用して振替レッスンと来週からの都内で行われる日本モンテッソーリ教育綜合研究所のスクーリングに備えて少しずつではありますが準備を進めているところです。

 

リトミック研究センターのカリキュラムを通してモンテッソーリ教育の理論とその実践を知り、とてもワクワクしたことを覚えています。そのワクワクはもっと自身の引き出しを増やしたいと思わせ、一番は地域のお子さんたちが関われたらどんなに素晴らしいだろうと願うようになりました。

 

今と変わらずピアノ講師だった10年前のレッスンと、モンテッソーリの理論を取り入れるようになった現在のレッスンでは、生徒さんたちのピアノへの向き合い方の差が歴然でした。

練習量には個人差があれど、

レッスンが楽しい 

ピアノが楽しい 

音楽が好き 

と語ってくれるお子さんたちが大幅に増えました。

 

また、レッスンの中で伝えてある自宅練習課題の達成率も格段に上がりました。

もちろんピアノの上達を真剣に考えていくのであれば成長、発達の大きな節目ごとにつまづきや試行錯誤はつきものです。そんな時は生徒さんごとに選択を待ち、その道なりに沿って、必要な援助を試みます。

 

モンテッソーリ教育は藤井聡太さんやビルゲイツさん、マークザッカーバーグさんなど著名な方々が受けた教育としても知られるようになりました。イタリアの医師でもあった教育者のマリア・モンテッソーリが確立した教育法。音楽や保育関連のお仕事を目指しておられる方や地域のお子さま方の成長や発達の役に立っていけるよう定期的に感想をお伝えできたらと思います。

 

 

モンテッソーリの理念を根幹に持つピアノ教室。

生徒さんたちがピアノのテクニックはもちろん内面をも充実させていくお手伝いができたらと考えています🎶

 

 

園では集中力が続かなくて

レッスンがちゃんと受けられるか心配です

お片付けがなかなかできない

 

とご心配されてレッスンを始められるお子さまでも

 

ご挨拶→準備→レッスン→ソルフェージュ→お片付け→ご挨拶までをレッスンと考え、子どもの力を信じ、あせらずそれぞれのペースでの成長を段階的に応援していくこと

レッスン内容を5分から10分といった集中可能な短いスパンで何種類かの課題を重ねて提示することで無理なく取り組め、さらには自信をつけていきます。

 

自立、探究心、自己選択、自己解決力、多角的側面からの思考力、安定した精神、粘り強さ、自発性が音楽を通した適切な環境下において育まれていきます。

 

もちろんそれは一朝一夕で叶うものではありませんが、発達段階をよく観察し、じっくり向き合うことで個々の可能性を最大限に引き出せたらと考えます。

 

普段の集団活動ではハードルの高い挑戦、取り組みであっても、教室のレッスンや活動ではトライできるお子さんも少なくありません。

子どもたちが安心してトライ&エラーを繰り返せる場所と機会こそがしなやかな人格形成に繋がっていきます^^

 

 

さて学習塾「わかば学舎」は今日から長い夏期講習期間に入ります。生徒のみなさんも昼の夏期講習、夜の通塾と日によりハードな日もあるかと思います。

どうか達成感と実りある時間になりますように。

 

 

8月からも塾もピアノも引き続き環境を整えてお迎えできたらと思います。

 

※7月31日〜8月5日まで研修のため休講となります。

各曜日、予定通り振替レッスン日でお待ちしております。

この度はご協力をいただきありがとうございます。

 

⁂⁂⁂⁂⁂⁂

わたしは行けていませんが、生徒のみなさんから大阪万博and USJ情報ポロポロと入っております♪

↑マリオ缶とっても可愛い⭐︎

 

 

お盆休みまであと少し。そしてお母さま方には夏休みは体力勝負ですね。毎日をどうぞご自愛ください🙇‍♀️

2025年7月22日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室

お休みさんがとても少なかった一学期

夏休みに入りましたね。

 

振り返ると発表会明けから一学期のレッスンは、お休みさんが例年になくとても少なかったように感じます。

 

特に中高生さんたち👀

 

疲れなども含めてなかなか調整が難しい時期だというのに、みなさん素晴らしい。

 

いつもいつも繰り返し感謝していること。

それはピアノ好きに成長していること

やっぱりこれが一番嬉しいな。

人生の宝になっているということだもんね^^

 

ピアノ習っているんだから当たり前のことのようで、これがなかなかどうして難しい。

練習はやっぱり練習ですから。

 

それを上回る喜びがないと何とも続かない。

 

今年に入って、ピアノが自分の存在意義☝️と教えてくれた人もいました。

 

いいね♪

 

人生の前半でそういうものに出会えているってなかなかないから。

 

 

一方で♪

小学生の頃、なるべく練習が少なくて済むように立ち回り作戦をたてていた頃の話になり2人で大笑い😆

 

そんな小さな時も含めて

ぜ〜んぶが愛おしい生徒さんたちです。

 

⁂⁂⁂⁂⁂

 

🐰リズムの時間🐰

適度に日をおいてじっくり定着させたいところなんですが、みんな大好きでどんどん進もうとします笑。

 

園児さん、低学年さんたちのワークや楽譜。

写真は表紙にはなまるサインのためにお預かりした分のみですが、今週だけでも一冊卒業組さんが他にも多数でした✨今週たまたま重なったとはいえ兄弟で合わせると4冊近く新しい教本に入る生徒たちも👀

 

詰め込み式のレッスンスタイルではありませんが、

定着状況、やる気など、一人ひとりよく観察して進める▶️わかる▶️自発性が生まれる…というようにどんどん好循環に入るお手伝いをしていきます。

 

凸凹しながら、ゆるやかーに右上り♪

のイメージで🕊️

 

音楽の中にそれぞれの意味づけをしていってください。

 

2025年7月21日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室