
ハノンやツェルニーのおうち練習で身につくテクニックは多岐にわたります。
教室の幼児さんから低学年のお子様であればWAKU WAKUピアノテクニックがそれにあたります。
自分はどうだったか考えますと、とにかく淡々と取り組んでいたような😌ただ、正直毎週何のためにやるのかイマイチ、ピンときていなかったような気もします。それでも、先生がそこに時間を十分に割いてくださっていたので、「大事なんだな」というのが伝わってきました。
先週木曜日生徒さんMちゃんのハノン♪
音が変わりました。音の羅列、反復の中であってもそこに確かな意志を感じました。
自分でこうしたいと思って弾かれる音。片手奏も丁寧に、耳を頼りにしながら進めていました。
その前の週
「今年の発表会の曲は、左手の速いスケールや半音階だらけ。ハノンを頑張ると素敵に仕上がる」たまたまこんなお話を先週2人で相談したのも少し影響しているのかな?
ハノンやツェルニーなどのフィンガートレーニング系を頑張ると、
〝何がどのように変わる可能性が高くなるのか〟
〝頑張ったことが、どこで発揮されるのか(発揮されたのか)〟
こんなところが見えると3、4年生くらいになると主体性が格段にアップすることが多々あります。
たまたま金曜日には高校生Kちゃんとツェルニーのレッスン時にこんな話題になりました。
〝ツェルニーはベートーヴェンの弟子でした。彼はベートーヴェンの曲全てが弾けるのだそうです^^それくらいリスペクトしていたんだね。さらにはね、ツェルニーの数々のテクニック本は、難度の高いベートーヴェン先生の曲を子どもたちが心から楽しみ技巧的にもクリアしていけるようと願って作られたんだね♪〟
ツェルニーはベートーヴェンから受け継いだ数々の最新のテクニックを後にリストのような自分の優秀な弟子たちにも伝えていきます。
ツェルニーも、30番あたりを、テンポ指示通りに叶えようとすると(最初、これはAIの領域?と思ってしまいますよね^^)ピアノ歴が長くとも日々の努力なくしては叶うものではないですね👏そしてやっぱりその積み重ねは楽曲に戻った時に良い働きをしてくれているのが演奏を聴いて伝わっています✨
たまたま、この日の練習曲はベートーヴェンソナタ。

わたしの書き込みも一部ありますが、Kちゃん自ら楽曲研究と練習での気づきを書き込んでいることもかなり多いです。
小さな時に音の名前をふるのはできるだけ控えてもらっていますが、練習を進めながらの気づきの書き込みはむしろ推奨しています。
この日、ベートーヴェンは終了となり、次回からはラフマニノフへ。
みなさんとレッスンすることで、わたしも新しい発見があります。音楽の醍醐味ですね🎶
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先週から教室のテーブルにクリスマスの彩りを🎄

右は姉弟の生徒さんたちとお母さまが作ってくださいました。
「うしろ向くと恥ずかしがり屋のサンタさん🎵」
とお姉ちゃん生徒さんが教えてくれたので、生徒のみなさんにも後ろ向きになっている時はそう紹介させてもらっています^^みんな「へー✨✨」「えっ、面白い」とほっこり癒されているみたいです。











