ピアノレッスンとモンテッソーリ教育法

昨日はあまりに暑く夕飯のメニューは朝からマグロ丼にしようと決めて買い物へ。港町出身なので、サッパリの代名詞、パワーがほしい時などの頼みの綱は魚介類です🎶

※本日一部修正、追加しているうちに内容の比重が変わってしまいましたのでタイトル変更、更新しております。

 

 

さて連休明けました。

今週は年間調整休みが入りますが、そちらを利用して振替レッスンと来週からの都内で行われる日本モンテッソーリ教育綜合研究所のスクーリングに備えて少しずつではありますが準備を進めているところです。

 

リトミック研究センターのカリキュラムを通してモンテッソーリ教育の理論とその実践を知り、とてもワクワクしたことを覚えています。そのワクワクはもっと自身の引き出しを増やしたいと思わせ、一番は地域のお子さんたちが関われたらどんなに素晴らしいだろうと願うようになりました。

 

今と変わらずピアノ講師だった10年前のレッスンと、モンテッソーリの理論を取り入れるようになった現在のレッスンでは、生徒さんたちのピアノへの向き合い方の差が歴然でした。

練習量には個人差があれど、

レッスンが楽しい 

ピアノが楽しい 

音楽が好き 

と語ってくれるお子さんたちが大幅に増えました。

 

また、レッスンの中で伝えてある自宅練習課題の達成率も格段に上がりました。

もちろんピアノの上達を真剣に考えていくのであれば成長、発達の大きな節目ごとにつまづきや試行錯誤はつきものです。そんな時は生徒さんごとに選択を待ち、その道なりに沿って、必要な援助を試みます。

 

モンテッソーリ教育は藤井聡太さんやビルゲイツさん、マークザッカーバーグさんなど著名な方々が受けた教育としても知られるようになりました。イタリアの医師でもあった教育者のマリア・モンテッソーリが確立した教育法。音楽や保育関連のお仕事を目指しておられる方や地域のお子さま方の成長や発達の役に立っていけるよう定期的に感想をお伝えできたらと思います。

 

 

モンテッソーリの理念を根幹に持つピアノ教室。

生徒さんたちがピアノのテクニックはもちろん内面をも充実させていくお手伝いができたらと考えています🎶

 

 

園では集中力が続かなくて

レッスンがちゃんと受けられるか心配です

お片付けがなかなかできない

 

とご心配されてレッスンを始められるお子さまでも

 

ご挨拶→準備→レッスン→ソルフェージュ→お片付け→ご挨拶までをレッスンと考え、子どもの力を信じ、あせらずそれぞれのペースでの成長を段階的に応援していくこと

レッスン内容を5分から10分といった集中可能な短いスパンで何種類かの課題を重ねて提示することで無理なく取り組め、さらには自信をつけていきます。

 

自立、探究心、自己選択、自己解決力、多角的側面からの思考力、安定した精神、粘り強さ、自発性が音楽を通した適切な環境下において育まれていきます。

 

もちろんそれは一朝一夕で叶うものではありませんが、発達段階をよく観察し、じっくり向き合うことで個々の可能性を最大限に引き出せたらと考えます。

 

普段の集団活動ではハードルの高い挑戦、取り組みであっても、教室のレッスンや活動ではトライできるお子さんも少なくありません。

子どもたちが安心してトライ&エラーを繰り返せる場所と機会こそがしなやかな人格形成に繋がっていきます^^

 

 

さて学習塾「わかば学舎」は今日から長い夏期講習期間に入ります。生徒のみなさんも昼の夏期講習、夜の通塾と日によりハードな日もあるかと思います。

どうか達成感と実りある時間になりますように。

 

 

8月からも塾もピアノも引き続き環境を整えてお迎えできたらと思います。

 

※7月31日〜8月5日まで研修のため休講となります。

各曜日、予定通り振替レッスン日でお待ちしております。

この度はご協力をいただきありがとうございます。

 

⁂⁂⁂⁂⁂⁂

わたしは行けていませんが、生徒のみなさんから大阪万博and USJ情報ポロポロと入っております♪

↑マリオ缶とっても可愛い⭐︎

 

 

お盆休みまであと少し。そしてお母さま方には夏休みは体力勝負ですね。毎日をどうぞご自愛ください🙇‍♀️

2025年7月22日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室

お休みさんがとても少なかった一学期

夏休みに入りましたね。

 

振り返ると発表会明けから一学期のレッスンは、お休みさんが例年になくとても少なかったように感じます。

 

特に中高生さんたち👀

 

疲れなども含めてなかなか調整が難しい時期だというのに、みなさん素晴らしい。

 

いつもいつも繰り返し感謝していること。

それはピアノ好きに成長していること

やっぱりこれが一番嬉しいな。

人生の宝になっているということだもんね^^

 

ピアノ習っているんだから当たり前のことのようで、これがなかなかどうして難しい。

練習はやっぱり練習ですから。

 

それを上回る喜びがないと何とも続かない。

 

今年に入って、ピアノが自分の存在意義☝️と教えてくれた人もいました。

 

いいね♪

 

人生の前半でそういうものに出会えているってなかなかないから。

 

 

一方で♪

小学生の頃、なるべく練習が少なくて済むように立ち回り作戦をたてていた頃の話になり2人で大笑い😆

 

そんな小さな時も含めて

ぜ〜んぶが愛おしい生徒さんたちです。

 

⁂⁂⁂⁂⁂

 

🐰リズムの時間🐰

適度に日をおいてじっくり定着させたいところなんですが、みんな大好きでどんどん進もうとします笑。

 

園児さん、低学年さんたちのワークや楽譜。

写真は表紙にはなまるサインのためにお預かりした分のみですが、今週だけでも一冊卒業組さんが他にも多数でした✨今週たまたま重なったとはいえ兄弟で合わせると4冊近く新しい教本に入る生徒たちも👀

 

詰め込み式のレッスンスタイルではありませんが、

定着状況、やる気など、一人ひとりよく観察して進める▶️わかる▶️自発性が生まれる…というようにどんどん好循環に入るお手伝いをしていきます。

 

凸凹しながら、ゆるやかーに右上り♪

のイメージで🕊️

 

音楽の中にそれぞれの意味づけをしていってください。

 

2025年7月21日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室

練習の行きつく先で/こんな力が育まれるように

小学生Sちゃんの楽譜。

練習して、練習して。一人で頑張ってそれでも急いじゃうところに書き込んできた✨

 

自分で感じたことを記して、それを見ながらまた練習をしたんだね。

 

そういうのが何箇所もありました。

 

こうなってくると、一つ新しいステージに突入です🌟

 

今日の小3Kちゃんも。

ドリルでわからないところがあったけれど自分なりに考えて持ってきました♪

 

 

「わからないところもあったけどやってきたよ」と言いながら手渡してくれました。

 

この頃演奏前も「まだつっかえるところあるけど弾くね」なんてさらりと教えてくれるようになりました。

 

むずかしいな…っていうことと向き合うことは決してマイナスなことばかりではなく

 

A1️⃣楽譜とにらめっこして、少し進めては

 

2️⃣ダメだ〜ってなる流れ

早い生徒さんですと小学2年生くらいから一人で練習することも多くなりますが

おうち練習の最初のステップではこんな日も多々あるのではないでしょうか。

それまでおうちの人と一緒に取り組むでいたなら初めはこんな感じです。

これまで助けが多いほど一人で譜読みは面倒になっちゃうものです。

 

その段階も日々の中にちょこちょこありながら…を経て♪

 

B1️⃣そんなにわちゃわちゃせず、楽譜とにらめっこ

⇨2️⃣自発的に一人で何かしら対策を始める、工夫する  

 

というステージにステップアップしていくようです。

 

Bの2️⃣なら例えば

次に弾く時に気をつけられるように、注意書きをしてみたり

ひとまず苦戦しているところは保留箇所にし、別の箇所をブラッシュアップすることに切り替えたり(後日のレッスンで質問してくれます)

合っているかわからないけれど自分なりにこうじゃないか?とまとめてみる週もあったり。

 

ちなみにAからBへの自然な移行のためにはご家族のご協力だけではなく、レッスン時間もまたその鍵を握っています。教室の大きな役割の一つ☺️

おうちの方にはAの時期を先に繋がっていく「過程」として捉えていただけましたら、少しご心配が緩和されるかもしれません。

 

 

お仕事を抱えながら応援していただいているお母さまでしたら、そうそう細やかな配慮ばかりできるわけではないと思いますから、そこはやはりある節目を機会にポンと思い切って任せていただいているのだと思いますし、生徒さんたちもまた、それはそれで「だからレッスンに行く。レッスンで確認してくる」とそれまで以上にレッスンの必要性を感じられるようになっていくみたいです。

 

信じて預けるタイミング、何か動き出すまで遮らずじっと見守る、待つ

これが意外と難しい💦

6月、7月のご希望面談でもテーマとなりました。

 

SちゃんやKちゃんのお母さんは、時々そっとおたよりやLINEに様子を添えてくださるんです。だから本当は内心「頑張れ、頑張れ」って毎日呟かれて見守るってくださっていること、伝わっております🙇‍♀️

見ないふりをして実はしっかりみんなでSちゃんの成長の過程を見届けようとしている感じです^^

 

 

関わり方を間違わなければ、子どもたちは自ら知恵をしぼり考え、そして動ける。

 

 

🍀もちろん状況や程度にもよりますので必要に応じてご相談ください

 

 

ピアノレッスンのこれまでの在り方は限られた時間でしっかり教えこむというティーチングの割合が圧倒的に大きいと思います。

 

実際にはレッスン内容によってはわたしもそんな日もたくさんあります。

 

だけれども

その時だけじゃなく、先生に言われたから言われたように弾くだけじゃなく

徐々にでも

楽譜の中でそう解釈する意味は?理由は?って一緒に考えていけたらと子どもたちはこれから先自分で応用していける

 

そう思っています。

 

 

素敵な音で弾ける方法を伝えるだけでなく、考える機会を奪ってしまわないことが大切な気がします。

 

わたしより、もっと素敵な音を出せるかもしれないのだから。

それは、生徒さんの可能性と「音」に対する敬意でもあります。

 

 

何よりも「言われたからその音を出す」に終始しなければ、ピアノライフはもっと楽しいものになります✨

 

今忙しい中通ってきてくれている教室の中高生さんたちはおそらくどの人もそれを知っているのではないかな。

 

 

 

よくわたしは小学生であっても中級以上の生徒さんたちに「どんな音で弾きたいか考えてくる週ね」というようにすっぽり任せてみる課題を出します。

 

これまで、お母さんやお姉ちゃんと一緒に練習してきて頑張り屋さんほど不安がったり、これで良いのかと答え合わせをしたがることもあるのですが。

今だけをきっちり固めるならすぐに周りで手を差し伸べる、ヒントを出すもありです。

だけれども、中途半端に感じても自分なりにまとめてみたならそのままそのまま☺️

これでいいのかな?って思いながらで良いのでレッスンにそのまま持たせてみてください。

 

大人の思う完成度に高飛び、はその時点ではすっきり、よりスピーディーに整いますが

ブルグミュラーくらいからは生徒さんたち自身が模索しながらゴールを目指せると長いスパンで考えていくとテクニック以外にも多くのものを得られるように感じています^^

 

とことんやってみて、でも上手くいかなくてどうしたら気をつけられるか考えてみたSちゃん。考えて丁寧にやってみた後にわからないことを真っ直ぐに伝えることが日常になったKちゃん。どちらの生徒さんも、この日はなんだかとても大きな成長を感じました。

 

同時にこの日は、どこに価値があるのかをぶれずに伝え続けるたいなって思いました。

 

それぞれにこだわりがあって、こだわりは成長のために必要です。

そしてその子その子でこうありたいという姿。

 

そちらもしっかり受けとめながらです😌

 

☆⭐︎☆⭐︎☆⭐︎

指トレではまるっこい手のひらサイズのぬいぐるみ、よく使います。

ぼくの家にもあるんだよってこの日のレッスンに持ってきてくれました。

幼児さんはまずは手のひらの感覚から。

第一関節が自然に立ちやすいです♪

 

2025年7月14日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室

生活もレッスンも足元を整える

前回の更新から気がつけば10日以上経っていました。

1週間に1度の更新を目指しているというのに、本当に時の経過が早い💧

 

 

今年の紫陽花1号。梅雨本番ですね。

 

 

週末木金は年間調整休み。

雨ですがいつものクマさんにお知らせのため出てもらいました^^

 

この期間に

レッスン室のピアノの音を調整していただいたり(湿気も影響してか、何かと共鳴してしまっているのか…気になる音があり。みていただいてスッキリしました)

 

夏に向けてエアコンの掃除も完了しました💫

 

一部ご希望いただいていた園児さん、低学年の保護者の方々とも面談やお話しができました。(練習の進め方、一人ひとり適性が異なります♪何かありましたらご相談ください)

わたしもいつも参考になります。ありがとうございます。

 

今週火曜日の夜には

レッスン中、夕方の小学生低学年2名の生徒さんからLINEがきていました。「次の曲も弾いてきていいですか?」というご連絡。

 

頑張るね〜😆そして楽しんでるね!

 

でもね、自分のペースでいいからね。

みなさんも🪻

 

できるのに、留まる必要もない。一方で

かけ足なる必要もないよ^^

 

 

わたしは…

子どもの時なんだかかけ足できてしまったような気もします笑。

 

 

日本はヨーロッパのレッスンなどに比べるとかけ足になりがちなようですね。

 

かれこれ15年以上も前になりますが

ヨーロッパを拠点にしている先生の公開セミナーに参加した際にもこんなお話が。

 

「何をそんなに急いでいるのでしょうか?^^逆に詰め込みだけで進む結果、10代後半に伸び悩む人がいかに多いか。日本クラシック界の大きなテーマでもあります。」と。

 

日本における幼少期のピアノレッスンの在り方と経過について語っておられました。

 

 

先生がそうおっしゃるお話の核のような部分を感じられるようになるまで、随分とかかってしまいました。

 

 

それを時々思い出しては

 

 

一律に導くのではなく

一人ひとりの発達に合わせて、じっくり、どっしり構えていくこと

 

これができているか時々確認するように。

 

 

これまでの慣わし、傾向、「普通はこうじゃない?」っていう既成概念だけにとらわれず、目の前の生徒さんの「今」、必要なことを見極める。

それは時にとても勇気が必要だったりもするけれど。

 

 

今日は梅雨の話からこんなところに着地してしまいました。

 

明日からまたよろしくお願いします♪

 

 

*****

      ↑6月後半の教室の入口

 

塾と反対側からも入っていただけます^^

 

 

2025年6月29日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室

高校生のピアノレッスン/未来をデザインする

今週は中、高校の生徒のみなさんが定期考査期間に入るとお聞きしていました。

今年の高校生は5名🌟

少しずつ学びを重ねることが得意な面々です。

 

ただ、何かと追われる時期でもあります。

 

習い事は心に余裕がある時ほどその意欲も湧きやすいというもの

 

 

だから、時々高校生の生徒さんには「このあたりにくると、ピアノとの関わり方は自分でデザインできるよ」ということを投げかけることもあります。

小さな頃は技術を身につけるために枠組がある程度はしっかりしていた方が良いこともあるけれど、

成長とともに学ぶ頻度やスタイルは自分の意思も反映された方が何かと心地よいものです。

 

 

もちろん教室でできることできないことはありますから、そこは相談しながらなんですが。

 

中3受験期以降は1レッスン制でご受講いただけるのもあり、最近も2名のお姉さまたちに「じっくり、あわてないで取り組めるから月1とかも一つの方法です🎵わたしはどちらでも良いのだけど、決めてもらえるからね」という内容を伝えました。

 

けれども、今の段階ではどちらの生徒さんも「いや、それは嫌なんですよ。それはしたくない(笑)」と。

 

きいてみると、練習は増えるけども、毎週ここに来て学んでいる時間が心地良いし、好きな世界なのだそう。

 

ここで頑張ってる自分が誇りなんだよね、きっと。

 

中高生は夜レッスンですから、正直な話、一旦落ちつくとできれば家から出たくないと思います💦

 

でもレッスンに向かって来てくれるみなさん。

何がってその「考え方」がかっこいい

 

 

他にも受験期突入しても毎週きてくれている中学3年生3名、昨年よりレッスン回数を増やした高校生もいます。

増やしても減らしても、そこに彼らの意思があったらそれでいいのかもしれません。

自分の未来を自分で決められることはとてもとても大事なことだもんね。

 

今週はアリス・紗良・オットさんのリサイタル、来週は仙台国際音楽コンクールのピアノ部門と、2週連続でピアノを楽しんでくる予定の高校生Kちゃん情報も入ってます♪

 

紗良さんのピアノを聴きに行くことは知っていましたが、翌週末の国際音楽コンクールにも足を運ぶ予定とは。(3年前に開催された国際音楽コンクールのセミファイナル、わたしも伺いましたが、Kちゃんも一緒の会場で聴いていたそうな)

 

テストも明けるし、楽しんでね🎶

 

自分の身を置きたい場所、世界観は選べる。その時すぐに叶わなくても、その時のために準備はできるから。

 

未来は自分でデザインできる✨

 

 

ピアノだけじゃなく、いつも応援しています♪

 

*****

教室を少しだけ模様替えしました♪

最近ひかりを集める「ひかりとり紙」にハマっています^^

もうすぐ七夕なので揺れるモビールタイプにしてみました。

 

 

好きな形に織り込んでひかりにかざすとステンドグラスみたいになります☆

 

2025年6月16日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室

音を「選ぶ」

 

 

ピアノアドベンチャー「まんげきょう」

 

右手から左手に受け渡す曲は生徒さんたちにとっては難しく感じやすいのもあって、この曲についてはレッスン前に最後まで曲をきいてもらうことも多いです。

お手本演奏は毎回、は控えています。興味を持てるように「毎回」も一つの形なのかもしれないですが、視覚でリズムや音をとらえる力が十分につくように「曲によって」「タイミング」などに気をつけています。あとは、やはり、お手本は音色までお手本になってしまうので。わたしが持っていない感性、表現、音を引き出せないのは残念。〝毎回お手本〟の方が練習するスイッチが入りやすいのですが、『長い目で育つもの』…大事にしていきたいと思っています。

 

この日は、音に色をつけるレッスンだったのもあり、目をつむって聴いてもらいました😌

さらに宿題として持ち帰る前に万華鏡についておしゃべりしたあとで、音に色つけをしました🌈

 

 

ピアノアドベンチャーはこんなところが本当に素晴らしい。

ピアノは鍵盤楽器ですが、実は大きくは打楽器の種類にくくられます。

鍵盤を押すとハンマーがその押した鍵に連動した弦を叩いて音が出るからです。(ですから打弦楽器、なんて言われ方もしますね)

いずれにせよ、他の打楽器と大きく異なるのは音を「選べる」という点。

 

ピアノの音を「選べる」ということってピアノ歴が長い方からすると当たり前のことなのかもしれません。だけど小さなうちは気がつけないことも多いです。

 

わたしもそうだった気がします。

 

先生はたくさんのアプローチで気づけるようしてくださるのですが、小さなうちは何となく「こんな感じかな?」とふわっと受け取っていたことも多かった。

それがレッスンを重ねるうちに、確かなものとして自分の中に落とし込めるようになりました。

 

でも、「そのうちできるよ」に終始するのではなく

 

自分で選べることに

気づいてもらえるように

 

これからも工夫していきたいものです😊

 

 

そういう意味で、ピアノアドベンチャーはその背景として

ピアノ学習者に〝音〟というものを楽しく考えさせる仕組みがしっかりある気がします。

 

 

ちなみに、色を「選ぶ」時のSちゃんは

満面の笑み

 

子どもたちは自分で決めたい、自分でできるようになりたいのだな〜。

 

2025年6月12日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室

松島からの生徒さん 環境から身にしていくこと

松島町から通ってきてくれているNちゃんは今年から一人でレッスン室に来てくれるようになりました。

 

前後のお友達の教本が目に入ると興味を示し、「わたしもこれからこの本弾くのかな?」なんて尋ねていたり、わたしや、先輩の生徒さんが弾いているのをきいて「ピアノが上手でいいな🎵」など気持ちを言葉にしてくれるようになってきました。

 

音楽への興味がこの約1年でずいぶんと湧いてきていること

 他者の演奏に対して自分の言葉で思いを伝えようとするところ 

 

 

とても素敵です✨

 

わたしはそんなおしゃべりの中で「続けていたらNちゃんも同じように弾けるようになるよ」と声をかけます。

本当にそうだからね。

 

レッスンだけじゃなく、日々おうちで積み重ねや、小さいなりに目標を掲げている生徒さんは吸収がはやいです^^。

教本のステップアップでも、弾けるようになりたい曲でも、はたまた五年継続賞なんかでも良いかと思います♪

 

大好きな音楽史や作曲家のお話しをする時間には、ふとお顔に目を向けるととてもいきいきした表情🌈

 

レッスンという環境が

好奇心や興味が広がる機会になっていたらとても嬉しいことです。

 

さらには先輩生徒さんのSちゃんにも良い刺激になっている様子。

手伝いたい、助けになりたいという気持ちが人を強くしていくのですね😌

 

 

そういえば今月提出のモンテッソーリ教育のレポート課題も、この「環境」についてがテーマなんです😌

 

「その方が良い傾向にあります」というざっくりした方向性ではなく科学的立証のもとにメソッドが確立されたものだけに、時に驚いたり、省みたりしながら取り組んでいます。

 

提出課題が素晴らしいく量が多く、隙間時間でなるべくパソコンに向かう日々💦ようやく間に合うかも?なくらいに目処がつきました😂

 

ピアノって上達すればするほど、うまくいかないことにもぶつかりがちです。

 

自身の学びをレッスンの現場でも活かしていけたらと思います。

 

 

教室側に植えている頃5年も花をつけなかったモッコウバラ。うらの自転車置き場にひっそりと移植してみたら、毎年着々と花をつけるように。

環境

が合ったみたいです^^(笑)♪♪♪

 

6月の教室風景☔️

 

↓音階に並べる練習。おうちではママと階段で練習してみたのだそう。足元には気をつけるんだよ〜😆

 

 

↓テクニック練習。「じくざぐみち」「ジグザグでこぼこみち」

ピアノがじょうずになるまでもそうだね〜って話しながら進めました。速いテンポでもアクセントをうまくつけられたね!

 

↑火曜日レッスンの生徒さん♪ママのお手製💫

 

 

2025年6月7日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室

教室看板のメンテナンス

梅雨に入る前に、塗り直しをしました♪

 

最近つくづく思うことが。

数年前から古民家のリノベーションが人気です。築50年の古民家を少しずつリフォームして最終的には自分の住みやすい、心地よい空間へ。

そうやって築50年の家をあらたな相棒として迎える方は、きっと痛みや古さをそこからガタガタに向かう下降線上にはとらえていないのでしょう。

「さあ、ここから丁寧に磨きなあげるよ。」なんて気持ちで家の各パーツを眺め、現状維持、もしくはそれ以上にところまで蘇らせていく…。

愛着をもって扱かわれたキッチン用具や家具、鉢なんかももちろん古くはなってはいくが、丁寧に手をかけられてきた独特のツヤや輝きを失わない。

お手入れって大事なんだな、とあらためて考えさせられます。

 

だとすれば

10年ほど前に岩手県のキャラスタジオさんに作っていただいた織田ピアノ教室の看板も。

kyala studio

お手入れ次第ではまだまだ活躍してくれそうかな。

 

今年はそんなことを考えていたら、たまたま夫がペラペラに剥がれたところは思い切って擦って剥がしきってから塗り直してみては?と提案してくれたのでお願いしてみることにしました。

 

天然木なのでそろそろ割れてきたりなんかもあるのかな?なんて心配していましたが、今のところは大丈夫そうです。

実はキャラスタジオさんからは購入時にメンテナンスもお願いすれば請け負ってくださる旨ご丁寧に連絡いいただいていました。

いつか自前ではなくしっかりメンテナンスもお願いするときっと良いのだろうな✨

 

今も変わらずレッスンお迎え時に弟さん、妹さんたちが一所懸命背伸びをして鍵盤を触ってくれるのが嬉しいですね😌🎶

 

丁寧に作っていただいた看板。

手入れをしながらできるだけ長く活躍してもらえるといいな♪♪♪

 

*****

 

園児さん、小学生🌟手作り好きさんいっぱい。

ピアノだけじゃなくおうち時間、楽しんでるね。

 

2025年5月28日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室

滋賀県 山本光子先生のレッスングッズ

 本日の園児さんレッスンの一コマより🎶

 

 

滋賀県のみっちゃん先生こと山本光子先生が作ってくださった「どうぶつ汽車ポッポカード

 

 

音価とリズムの練習中。

 

 

みっちゃん先生お手製のカードを手に取った時即座に新幹線好きのK君のことが思い浮かんだ✨

夜な夜な毛糸で線路作り。

みっちゃん先生がご紹介されていた

新しいリズムを増やす🟰連結させていくという発想。

 

 

連結のイメージがあると子どもたちも単体のリズムから連続したリズム打ちへとサクッと挑戦してくれています🎶

 

 

鍵盤の上で挑戦したり、翌週には線路を使ってお勉強したり。

 

同じ内容のトレーニングでも場所、大きさ、グッズを変えるだけで途端に集中力がUP

 

 

 

たとえば同じ五線譜でも

 

 

↓1枚目はリトミック研究センターのソルフェージュ教材。

2枚目は以前レッスン前に取り急ぎ作ったフェルト五線。

 

さらには五線ノートを使う日もあります。

 

同じ五線を使っての勉強でもその日の集中具合を観察して取り入れています。

 

 

さてさて。話を戻し♪

山本先生のレッスングッズについてもう一つ。

生徒さんたちがお片付けまでするぞ✨と思えてしまう作りなのです。

こちらは山本先生に作っていただきました

お弁当箱に入っていたり、そのまま出荷できそうなケース仕様だったり。

細部まで美しく。このクォリティは自分では叶わない💦

 

試行錯誤しながら、

 

時に先生方のお知恵、お力を

お借りしながら、

 

(何事も一人で抱えこまないことが大事だなぁ~🍀)

 

 

みんなの前向きを引き続きサポートできたら嬉しいです^^

 

*****

転回形のお勉強。

小学低学年さん。

先週から今週にかけてVの和音から属7へ進みます。

属7はテーマを『』にして味を企画してみる?とお誘いしたら、1分やそこらでこんなに美味しそうなアイスの名前を考えてくれた。

うーむ、これも才能😎

 

 

2025年5月22日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室

体育祭後のレッスン&(おうち練習編)Rちゃんがやる気アップしたわけ

近隣の中学校。本日が体育祭でした。

が、

こんな日は夜レッスンの中学生さんたちは眠気、疲労で大変。おそらく全国的に、ですね^^

 

 

睡魔とともに応援合戦で声がかすれ、足が疲労のため動かないレベルの中レッスンに来てくれた生徒さん。

 

 

わたしも毎年の流れもあり、ある程度は予想しできるので

疲れていても楽しめたり気分転換になるような曲を準備してお待ちしていました。

 

だけれど

意外にSちゃん、各教本がステップアップの時期でもあるためか

 

この日もいつもと同じように進むことを望んでいました。

 

 

だからわたしも

用意していた曲はそっとしまい、朦朧としつつも前向きな彼女の気持ちに沿うようなスタイルに🎶

最後はママの立場にもなってしまい「あと3分だ✨がんばれ😆」と本当に心からエールをおくったレッスンとなりました。

 

 

テストの後や大会、体育祭後のレッスンなどでは

時にレギュラーの教本から離れて

初見でできる連弾をしたり、リズム記憶クイズなど取り入れたりもしています🎶

 

初見というのは一・二段階レベルの低い、且つ初めてみる曲を

なるべく止まらずに演奏してみること。

 

今見ているところを演奏しながら、その先もチラ見しながら予想しながら進む作業。なかなかの脳トレです😌

 

「あかん!(笑)」「先生もう一回やる〜」なんて言いながら始まってしまえば無心、夢中になれるみたいです。

 

 

小学生のみなさんも運動会が先週、今週と続くようですね。

真ん中、お顔がむらさき色の機関車を指さして「今日のわたしですね💦」と教えてくれた生徒さんも。

思わず大笑い😆

疲れているが、ユーモアを忘れない面々。

そしてそんな日ほどみなさんの成長を感じます。

 

今日もありがとう😊

 

*******

 

バスティンメソッドより。

プリンセス好きなRちゃん。ミッキーマウスマーチ、ハイ・ホーと順調に練習を進められていたけれど、ここにきて弾き始めるまでポット婦人とこどもたちをテーマにした「ちいさなティーポット」に限っては出だしイマイチのれなかったのだそう。

そこで、ママが動いてくださった。

園から帰ったら楽譜にね、はってくれてたんだよ🎶とRちゃん。

小さなあーおいティーポット〜🎵の歌詞に合わせて塗り絵もしたそう。

さらには弟さんとママとRちゃんで美女と野獣にティーポットも登場させてごっこ遊びまでしたそうです😆(ここまではなかなかない💦ママはポット婦人役だったそうです)

 

やる気アップのバックアップ、ありがとうございます。

小さな生徒さんたちは、本当に小さなきっかけでやる気が変わりますね✨

 

今回は宿題でしたからご自宅での試み。

ですが、そういった流れを教えていただくことであらためて確信が持てます。

時に、ピアノから離れてリトミック要素を入れることで(想像したり、ごっこ遊びの中で歌ったりリズムをとったり。)親近感からスルッと弾く意欲に繋がったりします。

そういえば、Rちゃん。4月後半のいちご狩り(読譜トレーニング)も楽しそうに世界に入りこんでいた✨

 

もちろんレッスンではちいさなティーポット、元気に演奏できました。

 

しかし今回は美女と野獣でも登場アイテムがティーポットさんたちまで広がると「?」になるという

落とし穴があったか〜(笑)

 

ママには敵わない☺️😆

 

今日は内容詰め込みすぎました💧

 

2025年5月20日 | カテゴリー : ピアノのこと | 投稿者 : 織田ピアノ教室